日記 『当たり前』を持ちすぎると 頭がカチカチになる
いつもの美容院です。
『かわいいね、このお花』
「かわいいやろ」
そんな会話から 始まるのです。
雑誌を置いてくれないので 勝手に選んで 取って見ます。
そんなふうに 気を遣われていないのが とても居心地よかったりします。ふふふ。
行きは 雨が降っていたので
仕方なく タクシーで行き、
帰りは 歩いて帰りました。
雨も止んでいたし 傘は閉じて ゆっくり歩きました。
雨に濡れた植物たちが 可愛かったです。
今日は 写真が少なめです。
どうやって帰ったのか、あちこちきょろきょろ いつものように観察しながら 帰ったことは覚えているのですが
何やら 考え事をしていたように思います。
でも その内容を忘れました。
まあ、いいか。
今日、美容師さんと話していたんです。
幼い頃から 気質的なことにしても、理解してもらえないことは多くて
わたしは 常識が違う世界線に 来てしまったんだなぁ、とか思って笑っていたけど、
年を重ねてきて 更に 身体的なことで 見た目は 普通と変わらないんだけど 微妙に 指も歪んでたりして これから先 どうなるかはわからない。
ときどき 指がうまく 動かせないこととかある。
買い物先のレジで お釣りを受け取る時も 指先が動かないことがあって 小銭をうまく拾えない場合がある。
きっと 普通になんもなくできる人には どんくさい感じにも見えるんだろうな、とか思ったりする。
かつて わたしもそうだったかもしれない。
自分がそうなってから よく思う。
『自分の当たり前』って
人には当てはまらないこと たくさんあるんじゃないかなぁ。
『当たり前』を 頑なに持ちすぎるのって 不自由だなぁ、と思う。
相手を理解するためには とても邪魔なものだ。
もともと 『常識』という言葉で
不透明になる景色が もやもやして 好きではなくて、自分の中で 壊せる常識は 壊し続けて生きてきた。
そうすると、受け入れられるようになった。
だいたいのことは受け入れられる。
受け止めるのかは また別だけど。
あ。たぶん、こんなことを考えながら 帰ってきたんだろうな。うん。
よく 思い出すのは 不思議の国のアリスの言葉。
「あら、あなたの世界ではそうなのね。
わたしの世界ではこうなの。」
この言葉 好きだなぁ。
不思議の国のアリスは 小さい頃とても怖かった記憶があるけど 大人になって 改めて さらっとだけど 観る機会があって この言葉が好きで とても気に入っている。
おとなになったタイミングで また触れ合えるきっかけに出会えたことが 有り難いです。
これからも ずっと
こういうアンテナは 大切にしておこう。
自分の勘ほど 頼りになるものはない。
また ふざけながら たのしんで
行きたい方へ。
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