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夢の話と、メキシコの友人


随分前に見た夢の話です。


有名なアーティストの代わりに 無名のわたしが歌を歌って 世界を救わなければいけなくなるのです。

世界を守るために 『わたしが代わりに歌う』ということが条件なのだけど
その事情は 世界中 誰も知らないという状況。
打ち明けるのは NG。

公言せず、アーティストが出るはずのステージに 代わりにわたしが出なくてはいけない。

夢とは言えど、とても怖かったこと覚えています。

 ステージ前に集まっているたくさんの人達は、アーティストが出てくるのを 今か今かと待ち望んでいるのです。

みんな世界が終わることも知りません。

世界が終わることを知っているのは、
それをたすける手段を知っているのは、
そのアーティストと わたしだけです。

そして、このステージは 世界中に配信されています。


怖くて仕方がなかったです。
罵られ、散々な酷い言葉を投げつけられるのは 目に見えています。

怖い。
出たくない。

怖さゆえに 世界を救えなくてもいいのではないか、 自分の立場を守ることを考えないと、救えたとしても 自分が生きていく場がなくなるのではないか、そう考えました。

だけど、
だけど、
自分の立場を救って 世界を救わないというその弱さが嫌いだった。

どっちが気持ちよく生きられるか、
自身に問う。


自分の居場所は どうにでもできる。

そう思って ステージに上がろうとした瞬間に 夢は終わってしまいます。

誰の代わりだろうと、
望まれるとか望まれないとか、そんなものより
自分が気持ちよく選択できるもの、
 強さで選択できるもの、
それが 気持ちいいと 思った夢でした。


自分がやれることをやる。


きっと、あの夢の続きは 世界は救われたのだと思っています。



自分を確かめるような夢をよく見ます。
わりと好きな夢です。




いまも 少しずつ少しずつ、
 がんばっています。

SNSでも ついついその流れに ときに 流されそうになるんですが、
書きたい場所を探していて、noteがいまは 居心地よいので 初心に返って より一層 書くことに専念しようと思います。

ゆっくりゆっくり一歩ずつ 歩みつつ、脳内解放していきたい。



そして。
今日は ひさしぶりのLINEが届いた友達がいます。
メキシコの友達です。
彼はまた うちの息子たちと同じくらいの年齢。
以前 やっていたFacebookで、
好きなアーティストが同じで そこのグループで仲良くなりました。

会ったことは無いけど 数年間 ゆっくりペースのお付き合いです。
とても 繊細な方だけど
おもしろかったのは
何度か LINE電話かかってきたのですが、
わたしは電話が苦手です。
出ずに
LINEで 要件を聞いたところ、特に用事はないけど 暇だから 話したかったと。

いやそういうのが とても苦手なのだよ、と伝えて そこは理解してもらっています。


ていうか、

「日本語 喋れるの?」
と聞くと
「喋れない(笑)」
と返ってきました。

思わず吹きました。
「強者だな」
と LINEで話しました。

彼は 日本が大好きで 日本の邦楽ロックが大好きで、今 確かエンジニアの勉強をしていて ツアーコンダクターもやっているとか話していたように思います。

日本語も勉強しているので 活字での会話は 殆ど 支障ない。
たまに 突然 命令文で返事がくるのが やけにおもしろい。

ときどき、心が弱くなることがあって
ふと 辛い気持ちを話してくれたりもしていました。
この頃は なくなっています。
元気でやっているようで安心しました。

ここ数年 わたしも いろいろと変化があったので やりとりはしていなかったのですが、ふと気になって こちらから
「元気?」とLINEを送ってみました。


みんな、幸せになって欲しいです。


 余談ですが、一度だけ 日本から メキシコに贈り物をしたことがあるんです。
海外に送ることもなかったですし、
見慣れない、書き慣れない住所が
とにかくわたしには難しくて 送り状書くのに 6枚ほど 書き直したことがあります。
郵便局で 書いていたのですが なかなか書けなくて どれが正解かわからなくて 焦りながら 書いたことがあります。

送り状書くのに あんなに大変な思いしたのは初めてでした。

送ったのは 彼が好きなアーティストの本なのですが、おまけに
コップのフチ子さんを ガチャガチャして 一緒に入れたのです。

数日後、届いて フチ子さんに笑いながら 写真を送ってきてくれました。


このフチ子さんが入っていたようです。



わたしも 感じるものを大切にしながら
狭くて、広い道を 進んで
残り少ない人生を 思いきりたのしみます。
残り少ないといっても 歩んできた道のりよりは、という意味です。

夢を思い出し、
メキシコの友達のことも思い出して いろいろ思いました。



気持ちの良い世界へ行きたい。



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