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Santana Abraxas (1970)

サンタナと言えばブラックマジックウーマンとそれが収録されているこのアルバムが1番有名だと思います。マイルスやアースのジャケットを手がけたマティクラーワインの不思議で緻密なジャケット絵も印象的です。

メンバー
カルロスサンタナ:ギター、ボーカル
ホセアレアス:コンガ、ドラム、ティンバレス、トランペット
マイクカラベロ:コンガ、ドラム
デヴィッドブラウン:ベース
グレッグローリー:キーボード、ボーカル
マイクシュリーヴ:ドラム

Singing winds, Crying beasts
エキゾチックでおどろおどろしい雰囲気の曲

Black magic woman/ gipsy queen
前半はフリートウッドマック、後半はガボールザボのカバー。演奏もいいですがカルロスサンタナの声が怪しげで印象的です。

Oye como va
ティトプエンテのカバーでこの曲のみゲストボーカルとしてリコレージェスが参加しています。ギターやオルガンのソロはロックっぽいタッチですがそれ以外は完全にラテン音楽です。

Incident at nashabur
荒々しいリズムと疾走感ある演奏がかっこいいインストナンバー。後半のジャジーなピアノはゲストミュージシャンのヒアンキントです。

Se a cano
オルガンとベースがグルーヴィなラテンロックナンバー。中盤のティンバレスソロはこの曲の作者ホセアレアスです。

Mother’s daugter
ハードロック風のギターとボーカルがラテン風の軽いリズムと対照的な曲。

Samba pa ti
哀愁ある古い映画音楽っぽい前半からメロディはそのままサンバっぽいリズムへと変化していきます。

Hope you’re feeling better
ほんのりアシッド臭のするファンクロックナンバー。

El nicoya
パーカッションとボーカルだけの素朴なラテンナンバー。