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Santana. S.T (1969)

ブルースロックとラテン音楽の融合が初期サンタナの特徴でジャズに傾倒したのが中期みたいに言われますがファーストアルバムでも結構ジャズ要素を感じます。ライオンが描かれたジャケットですがよく見ると人のいくつかの顔や足が描かれた不思議なデザインです。

メンバー
カルロスサンタナ:ギター、ボーカル
デイブブラウン:ベース
グレッグローリー:オルガン、ボーカル
ホセエリアス:ティンバレス
マイクシュリーヴ:ドラム
マイクカラベロ

Waiting
ラテン風の力強いリズムに乗って熱いオルガンのソロが続く曲。

Evil ways
ラテンタッチのミドルナンバーでソウルやジャズっぽさもあってこのアルバムの中で僕が1番好きな曲です。ずっとサンタナがオリジナルだと思っていましたがウィリーボボがオリジナルらしいです。

Shades of time
ファンキーなリズムギターがかっこいいハードなロックナンバー。

Savor
Shades of timeのメロディとJingoのリズムを組み合わせた曲でこの曲があることで3曲がメドレーっぽくなってます。

Jingo
熱いドラムと繰り返されるJingoというコーラスが怪しい儀式を見ているような気持ちになってくる曲

Persuasion
エレクトリックマイルスのような重たいファンクビートと歪んだ音の速弾きリズムギターがかっこいい曲。

Treat
ジャジーなピアノが印象的なインストナンバー。これを書くために聴き直してカルロスサンタナのリズムギターの上手さに気づきました。

You just don’t care
ジミヘンっぽい焼け付くようなギターとズッシリとしたリズムがかっこいい曲。

Soul sacrifice
ウッドストックのドキュメンタリーでも使われたラテンビートの上でソロを回していくインストナンバー。