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Santana. Welcome (1973)

 いろんな音楽を広く浅く聴いてる僕にとってサンタナは大好きなバンドです。最近のローリングストーン誌やその他評論、同世代で自分と似たような音楽好きからの評価は高くないですがBS&Tと並んで1番大好きなロックバンドの一つです。
 そんなサンタナの73年作のこのアルバムはシンプルすぎるジャケットに反してラテンロック、スピリチュアルジャズ、フュージョン、ソウルの要素をごちゃ混ぜにしたサウンドがクセになる一枚です。

メンバー
カルロスサンタナ:ギター
トムコスター、リチャードカーモード:キーボード
ダグローチ:ベース
マイケルシュリーヴ:ドラム
アーマンドペラーザ、ホセチェピートアレアス:パーカッション
レオントーマス:ボーカル
ゲスト
ジョンマクラフリン:ギター(8)
フローラプリム(5)
ジョーファレル:フルート

Going home
ドヴォルザークのカバー。ここではアリスコルトレーンのカバーを参考にした神秘的な演奏とエフェクターを使ってサックスのような音にしたリードギターが印象的です。真偽不明ですがアリスコルトレーン本人が参加しているという噂もあります。(どうでもいいですが門限が5時だった小学校時代その5時になったら町内放送で流れるのがこの曲で今でもこの曲を聞くとそろそろそろそろ帰らないとと思ってしまいます笑)

Love, devotion & surrender
ほんのりソウル風味のラテンフュージョン。ボーカルはレオントーマスとウェンディハースでコーラスはカルロスサンタナです。

Samba de sausalito
初期のサンタナ風のラテンロックナンバーですがほんのりスピリチュアルな雰囲気です。

When i look into your eyes
壮大なイントロが印象的なラテンフュージョンナンバー。後半はシンセを軸にリズム楽器が絡み合うスペイシーなファンクナンバーです。

Yours is the light
ファンキーとメロウ、動と静の対比が激しいジャズロックナンバー。フローラの舞うようなボーカルが美しいです。

Mother africa
カリンバとドラムがアフリカンなスピリチュアルジャズナンバー。

Light of life
オーケストラを使った壮大なバラードナンバー。たまに入る東洋風のギターやスペイシーなオルガンとエレピが印象的です

Flame-sky
ジョンマクラフリンが参加。不気味なくらい静かな前半、オルガンがメインの中盤、2人のギターが暴れぶつかり合う後半の3部からなる大作です。

Welcom
キラキラしたアコースティックピアノが美しいスピリチュアルジャズナンバー。