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Jimmy Smith. The cat (1964)

今日は猫の日に紹介したかったけど数が足りず諦めた猫ジャケの一つジミースミスのザキャットを紹介します。リリースがヴァーブで編曲がラロシフリン、録音はルディヴァンゲルダースタジオなのでゴージャスでいい音質の一枚です。

メンバー
ジミースミス:オルガン
ラロシフリン:アレンジ、指揮
ケニーバレル:ギター
ジョージデュヴァヴィエ:ベース
グラディテイト:ドラム

オルガンがジャズファンク化する60年代後半以降だとオルガンとベースの組み合わせも珍しくないですがこの時代とスタイルでオルガンとベースは珍しい気がします。

Theme from Joy house
アランドロン主演の危険がいっぱいの主題歌のカバー。ダイナミックかつスリリングな演奏がかっこいいです。

The cat
これも危険がいっぱいの曲。ケニーバレルの軽快なギターとジミーの速弾きオルガンの組み合わせがとてもかっこいいです。

Basin street blues
ソウルフルなオルガンがかっこいいスローテンポのブルースナンバー。

Main title from The varpetbaggers
大いなる野望のカバー。ちょっとラテンチックなアレンジです

Chicago serenade
交響曲風のホーンとハードボイルドものの主題歌になれそうなぐらいやさぐれたオルガンとギターの対比が面白い曲。

St.Louis brues
WCハンディの曲を多くの演奏とは掛け離れた派手なホーンとラテン風のリズムにアレンジしています。(ラロシフリンの派手なホーンアレンジは好きですがいきなりホーンが鳴るとたまにビクッとなります笑)

Delon’s blues
スウィンギーなナンバーでジミースミスがアランドロンに捧げたオリジナル。危険がいっぱいの曲の作曲を担当したのがラロシフリンでその主演のアランドロンとジミースミスが友達というちょっと不思議な縁を感じる曲です。

Blues in the night
ミディアムテンポのソウルジャズナンバー。