Jaco Pastorius S,T (1976)
今日は珍しく有名なアルバムのジャコパストリアスのソロを紹介します。この自信に満ちた顔付き最高にかっこいいです。(ジャコのその後を知ると悲しくなるけど)僕はここまで自信に満ちた顔できませんがポーズは気がつくと真似しています笑。
メンバー
ジャコパストリアス:ベース、ブラスアレンジ
ドンアライアス:コンガ
ハービーハンコック:キーボード
ナラダマイケルウォルデン、レニーホワイト:ドラム
ランディブレッカー:トランペット
マイケルブレッカー:テナーサックス
デイヴィッドサンボーン:テナーサックス
ウェインショーター:ソプラノサックス
ヒューバードロウズ:フルート、ピッコロ
サム&デイブ:ボーカル
オセロモリノー、リロイウィリアムズ:スティールドラム
他
Donna lee
チャーリーパーカーの曲をベースとパーカッションだけでカバー。テクニカルながらもほんのりファンキーかつラテンチックに音です。もしどっちも聴いたことない、ジャコ版しか聴いたことがないという人はオリジナルを聴いてから(改めて)聴いてみてください。ジャコのすごさがより分かります。
Come on come over
リードボーカルはサム&デイブ。さらにキーボードでハービーハンコック、ホーンでブレッカーブラザーズというすごいメンバーで録音された曲。ジャズ系のミュージシャンが多いですがジャズファンクというよりはTOPやグラハムセントラルステーションのようなベイエリアファンクのサウンドです。
Continuum
気怠くうねるベースがかっこいい神秘的な曲。この曲を聴くとデモテープを聴いたジョーザヴィヌルがウッドベースと勘違いしたというのも納得です。
Kuru~Speak like a child
速さを競い合うような演奏がスリリングでかっこいい曲。ベース、ピアノ、ドラム、ストリングス、コンガが別でとったものを同時に流しているくらい全く別のスタイルで演奏しているのに何故か違和感はありません。後半でSpeak like a childに入ると少しテンポを緩め、まとまりが出てきます。
Portrait of Tracy
ジャコがウェザーのライブでもソロパートで必ず弾いた一曲です。ギターにもウッドベースにもエレキベースにも聴こえる不思議だけど美しい音はジャコにしか出せないと同時に彼の作る曲のメロディの美しさにも聴き入ってしまいます。
Opus pocus
不思議なドラムパターンとエキゾチックなウェインのサックス、スティールパンが印象的な曲。ジャコはスラップを混じえたファンキーなベースラインを弾いています。(ラリーグラハムがサンキューで弾いていたベースラインに似ている気がするします。)
Okonkole Y trompa
テクニカルなベースラインとゆったりとしたホーンが対照的な曲。
(Used be a ) Cha-cha
ハードバップのようなアップテンポのリズムと激しいソロがかっこいい曲。ですがジャコのベースに持ってかれてます。
Forgotten love
最後の曲ではジャコはベースを弾かずストリングスアレンジと作曲のみおこなっています。ハービーハンコックとオーケストラがジャコの曲を切なくリリカルに演奏します
ここからはボーナストラックです
(Used be a ) Cha-cha
別テイク。この不思議なタイトルは元々チャチャをやろうとしたけどテイクを重ねるうちにチャチャではなくなっていったという話をジャコがハービーにしたところハービーがそれを気に入り曲のタイトルにするように勧めたそうです。確かにレコード版と比べるとラテンタッチな気もします。
6/4Jam
ベース、ドラム、コンガがメインでたまにエレピが入るジャムナンバー。シンバルやハイハットを多用したドラムがかっこいいです。
デビュー前のジャコ参加作2枚。内容的にはソウル、ファンク、ブラスロックですがかなりかっこいいです。
以前公開したものを加筆訂正したものです。