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思考の身体性

思考は動いてこそ深まる

思考って、実はただ頭の中で考えるだけではなく、身体を動かしてこそ本当に深まるものだなぁと。改めて体感したのは、少し時間ができて思考を整理してみたり、読書を通じて他の人の知見を借りたりしたことがきっかけでした。

まず、実際に現場に行くことの大切さ。いくら頭の中でシミュレーションしても、現場に足を運ぶと「そういうことか」「ここが落としどころか」と腑に落ちることがたくさんありますね。現場を視ることで、自分の考えがより具体的で現実に根ざしたものになります。たとえば、製造現場やプロジェクトの現場に立ってみると、思いがけない発見や改善点が見えてくる。そうやって、実際に動いてこそ得られる気づきが、思考を一歩進めてくれる。

それから、手を動かして文章にしてみること。頭の中であれこれ考えていても、実際に書いてみると「ここが矛盾してるな」「これじゃわかりにくい」といったことに気づきます。書くことで、自分の思考が整理されて、はっきりと形を持ち始める。手を動かすことで、自分の考えを客観的に見つめ直す機会が生まれます。

さらに、人と話すこと。課題やアイデアを人と共有してみると、意外な視点や新しいアイデアが得られることが多いです。会話を通じてフィードバックをもらうことで、自分の考えがブラッシュアップされ、さらに洗練されていく。他の人と話すことで、自分の頭の中だけでは見えなかったものが見えてくる、そういう経験を重ねることで、思考が豊かになっていくのである。

このように、思考は身体を動かしてこそ深まっていくものです。現場に行き、手を動かし、人と話す。これらを繰り返すことで、思考はただのアイデアや空想から、現実に役立つ、実利的なものに昇華される。

少し余裕ができ、時間をとって思考を整理したり、偉人たちの知見を借りて読書をしたことによる。そういう時間も重要。どこかの誰かが話していた、「鍋で何かを煮ているときには、ふたを開けないこと」(見つめるナベは煮えない)
そうやって自分の中にスペースを作ることで、よりクリアな思考が生まれ、それが行動へとつながっていくんですね。思考と行動が連動することで、さらに深い理解や新たな発見が得られる。このサイクルを意識することで、思考をより豊かに、そして意味のあるものにしていけると感じています。

ロボティクスの身体性の名著と言えば、

読み物としてはこの辺も面白い。

システム科学、ロボティクス、脳科学、認知科学とか改めてまた勉強したい。

認知脳科学としては、このシリーズ読んでみたい。それでは。


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