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【読書メモ】『それ、勝手な決めつけかもよ? 』

今日は、最近読んだ本について書きます。

『それ、勝手な決めつけかもよ? だれかの正解にしばられない「解釈」の練習』(ディスカヴァー)
著:阿部広太郎

「次は何の本を読もうかな…」と思っていたタイミングでKindleのおすすめ本として出てきて、気になって読んだ本です。
(しかも、私は先日までAmazonプライム会員の無料体験を利用していたのですが、プライムReadingにこの本があったので、何と無料で読めました)

この本は、コピーライター・作詞家として活躍する阿部広太郎氏の著書。不安や心配事に対して自分なりの「解釈」を加えることで、その不安や心配事を受け入れ、そこから自由になる方法を解説した一冊です。
”自分なりの「解釈」を加える”とは、世間一般の捉え方・ものの見方を変えること。

この本は大きく、「自分」「現在」「過去」「未来」の4つの章で構成されていて、順番に自分なりの解釈を加えていくことで、自分の芯を見つけられる…という流れになっています。
また、ところどころにワークがあり、さらに実際にワークに取り組んだ方の例も多数紹介されているので、著者のワークショップに参加している感覚で、読み進めることができます
(ちなみに個人的には、「世の中に感じる自分だけの違和感に名前を付ける」のワークが面白そうだと感じました。例で紹介されているものも的を得ていて、言葉のチョイスも上手く、「なるほど」と感じるものが多かった印象です。…メモしておけば良かった。)

この本を読んで感じたのは、自分にとってマイナスに感じることに直面したときこそ、自分なりの解釈や発想の転換がポイントだということ。
例えば、解決するのが難しいことに取り組む場合、「無理だ、どうしよう…」と思うのか、「自分が成長できるチャンス」と考えて取り組むのかで、その後の展開が変わってくるからです。
そして、何かに直面したときに、自分がその物事に対して、どう解釈し、どう取り組んでいくか…の連続が、自分の芯や自分の人生を作っていくことに繋がるのだと思いました。

この本では、自分なりの解釈をしていくためのヒントやポイントがたくさん紹介されています。
また、著者がコピーライター・作詞家ということもあり、文章も読みやすいです。(著者の熱量も伝わってきます。)

気になる方はぜひ。

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