ロボ子さんが家を建てたらしい

流行り病需要なのかはわかりませんが、ここ数年Vtuberの躍進が目覚ましいですね。その中でも「ホロライブ」と「にじさんじ」というグループが二大巨頭になるところかと思いますが、その「にじさんじ」の中でもほぼ初期メンバーと呼んでもいい「ロボ子さん」が配信で家を建てたという話をされていました。

自分はこの方は落ち着く声をされているので好きなのですが、失礼ながらホロライブの中ではそれほど登録者数も同時接続数も多い方ではありません。これは初期メンバーならでは難しさではあるのですが、それでもコアなファンの方が多く、チャットも非常に平和な印象です。
ロボ子さんはかねてから自宅の回線などに不満があったという話はたびたびしていらっしゃいました。ストリーマーである以上、回線速度は死活問題ですので当然の悩みだと思うのですが、引っ越しを検討する中で、流れの勢いとはいえ「土地を購入し、家を建てる」という選択をされたのは思い切ったなぁと感じます。
確かにVtuberの中では相当上位の人気配信者でしょうし、またいやらしい話それだけ収入もあるとは思うのですが、いかにバーチャルな存在(設定)とはいえどれだけ続けていられるかも不透明な中で難しい判断なのではないでしょうか。ホロライブを運用するカバー株式会社は名物社長のYAGOO氏が率いていらっしゃるようですが、是非所属タレントの皆様にはキチンと資産を運用できるように支援してあげてほしいなぁと思うばかりです。

Vtuberの方は引っ越しを繰り返される印象が強いです。前述のように回線に問題があったり、また活動内容に変化があってよりアクセスのいい立地へ居住する必要が出てきたり様々かと思いますが、一番の理由は恐らくは「身バレ対策」なのではないでしょうか。
どのような小さなものでも、発信には自らの情報の流出は避けられません。いかにバーチャルな存在(設定)とはいえ、雑談で日常を発信してしまっている以上、断片的に情報を繋ぎ合わせるネット過激派は存在するものです。特にホロライブはタレントさん達を「アイドル」としているので余計に過激派なファンは多いでしょう。昨年の話になりますが「にじさんじ」のエース級であった鈴原るるさんが現実での嫌がらせを引退理由の一つにされていらっしゃいました。哀しい話でありますが、身バレを避けるために短期での引っ越しを繰り返すのも必要経費なのでしょう。

※元にじさんじ、鈴原るるさんが引退理由についてお話されている場面

とはいえ、バーチャルな活動で家まで建てるというのは非常に夢があるなぁと感じました。他にも「にじさんじ」の1期生でAPEX長時間配信をメインとされている勇気ちひろさんも「自前の家を購入している」というお話をされていました。

活動の主とするジャンルによりけりだとは思いますが、最近は防音施設のある物件が非常に人気な印象があります。単純にリモートワーク需要のみならず、配信を趣味とされる方や歌や楽器を使いたい方などが増えてきたのでしょうけれども、そのような方々がネットを通じて様々な発信をしていくことで、より新しいカルチャーが生まれればいいなと思います。もはや80億総発信者時代なのでしょう。

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