『やわらかな不自由』
身動き取れない
手足の枷を壊したのは
最期に自由を知りたかったから
あなたの呼ぶ声
気付かない振りを
滴る涙に意味など無い
終わりと始まり繰り返すだけの
日々は飽き飽きさ
空に翳した指が生きてる
夕陽が落ちたら霞んでしまう
重ねた希望も失う昨日も明日を望まない
時刻表通りに進めない命を愛の形と呼ぶ
成れの果て
流線形など何処にも無かった
終わりと始まり繰り返すだけの
日々は飽き飽きさ
解けた手足が呼んでる不自由も
消えてよ
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