came TRUE
今日も夢は誰かの墓場だったらしい。他人の夢の話ほどけったいなものはないというけど、好きな人の夢の話は興味深い。その人の深淵や生活に触れられるから。何より、その人が話したり文字を起こしたりすることに価値があるから。
好きな有名人が出てくるという、誰でも見がちな夢。それも、きっと断片的で、どこかに矛盾があって、夢のうちにその違和感に気づきさえしかねないあれ。でも物語の結の部分はプロデューサーの願望だったりするから面白い。
起きてみる夢だって屍の溜まり場。それは私が考えてばっかりいるせいなのかもしれないけどね。シャワーを浴びながら立てた予定がぐうたらによって砕け散るのが生活。
夢の話ばっかりしてごめん。何が言いたいかってね。好きなんだよ多分、知るということが。その無様さが。自分の意外性や他人のそれも。もう二度と思い出せない幸せの記憶で溢れていたはずだよ、いつかの脳内も。
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