Alone more alone.

 軽率に誰かになりたいと思うくらいなら死んだほうがマシなのに、それでも憧れに焦がれずにいられないのは何故なのだろう。なれないからなりたくて、なりたくてもなれなくて、時間は過ぎていく。背中を見てもその広さは増していくばかりだ。いつまでも届かないから、追いかけることもしたくない。見ているだけでいい。それなのにたまに無性に、触れてみたいと思う。でも、触れると存在が確信になる。認めてしまうと不甲斐なさで押し潰されてしまうから、だから一生わからなくていい。わからなくていい。そう、わからないほうがいい。いつか何かの間違いで触れてしまったときにちゃんと謝って笑えるように、時間という印だけを頼りに。死にたい夜に生きて、生きた分だけ確かめられるように。遠くの現実に愛されて。
 You can die, if you hope so. But can fly and lie too. Choose. You choose. I loved you, its nonsense joke to you!

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