それでもあなたは可愛い子

 なんか、こんなハズじゃなかった。とか、言いたくないんだけどね。なんか、こんなハズじゃなかった。生きるのは楽しいし長生きしたいと願っている。それなのにそれを凌駕する勢いで、逆の気持ちも共生する。それでも前者が勝っているから救われてくれてもいいのにな。

 喉の奥のところがギュッてして、息をすることの難しさを実感する。ポイントはしっかりと吐くことで、そうすると自然にしっかりと吸えるんだって。生活の瞬間ひとつずつに違和感を覚えたとしても、それを新鮮だということにしていればまぁ。それで胸まで重くなった頃に、また脳内に依存する。

 文章を書くことが好きでよかった。それがもし誰にも見られなくても、愛されなくても。誰よりも、何よりも、自分が愛してあげられるから。自分の書いた文章が好きでよかった。並べてから眺めるとそれはもう誰かになってしまっていてとっても可愛い。縁あればあなたにも見つけてほしい。私とあなたは笑い方が似ているから。

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