夜分相応

 珍しくとても穏やかな気持ちだ。最近自分の平均値よりも睡眠をとりすぎてぼーってしていたせいで無駄に突き指をした昨夜くらいなら包み込んであげる。

 雨の予感と形跡。その間にあったであろう降雨と出会うこともなくぬくぬくと過ごせたことが嬉しい。そして興味のある分野についての面白い話が聞けた。それもディスカッションに近い形で。有言実行が如何にも実現しないこの世の中だからこそ、それをやる価値はある。抽象的でごめんね。

 初めて接する相手、集団とあれだけスムーズに話が進み、それなりに折り合いをつけられたのも嬉しかった。どうせ潰す暇なら、愉快な音を立てていたい。

 なんてことのない約束も、帰省と銘打った6連休も、信じればきっと私の価値になる。今夜も明日もこの先も、信じたものだけ愛してる。また話そうね、赤の他人。

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