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カレンダーの使い方

みんなは普段、どのカレンダーを
どう使っているでしょうか?

みんなが使っているのはおそらく、
『グレゴリオ暦』が1番多いんじゃないかなと思います。
『太陽暦』の1つです。

わたしはそれにプラスして『旧暦』も使っています。
『太陰太陽暦』とも言います。

旧暦というと旧正月のこと?
と混同してしまう人がいるのですが、
この2つは考え方が違うので、別物なんですよね。
旧暦と言えど、その種類も色々あって、日本でも改良されてきました。
長くなるので、気になる人は調べてみてね。

『太陽暦』と『太陰太陽暦』の両方使うことは
とても便利です。
10年前からこのスタイルです。
最近は『地球暦』も使ってるし、
アストロロジーも『惑星暦』と言えるような。
それこそ自分だけのカレンダーだと思って使ってます。
(そのうちマヤ暦とかも使い出しそうw)

わたしは、カレンダーを

『太陽暦』 → 社会的な場面
『太陰太陽暦』 → 個人的な場面
ちなみにアストロロジーは意識的な場面

で使い分けていることが多いですが、
最近は個人的なことが仕事になった背景もあり、
仕事も『太陰太陽暦』を基本にスケジュールを立てています。
九星気学を使っていることもあり、
基本カレンダーは『太陰太陽暦』を使っていますね。

一般的な『太陽暦』カレンダーは現代社会のルール的なとこが見え隠れして、
ただただ曜日と休みとかを確認するためのツールといったところだった。

フリーで動く身としてはイマイチ波長が合わない。
土日祝日とかあんまり関係ないし。キリスト教信者でもないし。

かと言って自由にしすぎていると
社会とのバランスも崩れてしまうので、
そうならないように自分のペースで計画を立てられる
『太陰太陽暦』とわたしの相性が合ったんですよね。

『太陰太陽暦』は季節の細部を感じられるカレンダー。
太陽と月の動き両方を取り入れることができます。

『太陰太陽暦』の中でも1872年(明治5年)まで使っていた
『天保暦』は日本の四季と風土が考慮された、
日本独自のカレンダーです。
それを組み込むセンスのよさ。

今世は日本人として生まれてきたので、
これを知ってからは、
日本独自のものを使った方が合うような気がしたんですよね。
四季を感じられる場所にいるわけだから。

さらに、明治5年以前の日本人は『太陰太陽暦』を使ってたから、
『二十四節気』つまり、四季どころか、二十四季感じていた民族なんですよね。(さらには七十二候もある。合わせて「気候」)
現代では季節を24から4に
だーーいぶ省略されちゃってると思ってもよくない?w

四季っていうと奥深さを感じていたけど、
薄っぺらいとさえ感じてきた。。。笑

余談ですが、ファッションの仕事してる時なんか
どちらのカレンダーも合わないよ、と思いながらやってましたよね。
スケジュールの基本は“納期“や“締め切り“で、
“人“ではなく、“物(金)“や“事“がベース。
冬に夏のことやって、夏に冬のことやるし、
気付くと1年が終わってる。。。

飛び越えたところでやってるからこそ、
新しいカルチャーや新しい価値観が生まれるものなのだと思いますけどね。

でも、自然とは離れたやり方だったなと今になって思います。(反省)
時代も変わったし、
“人“や“自然“がベースで物事が進めば、もっとおもしろい物事が起こりそう。

自然の気を感じながら共存していく意識を持つことが
オーガニックでサステイナブルの根源だったりするのかな。と。

さて、『太陰太陽暦』は1年の始まりが『立春』からスタートします。
2021年は2月3日でした。

2月なんてまだまだ寒いやん、て思うんですけど、
立春を迎えると、日差しの変化に気付けるようになります。寒いんだけど、日差しに温かみを感じます。

日が長く高くなってきていることにも気付き始め、
2月が春だと思えるようになってくるんです。

寒いのも好きなんですが、
それでもやっぱり寒いのは短い方がいいと思ってしまうので、『立春』を迎えたときから春だと思うと、
わくわくしてやる気が起きてきます。

『気』そのものを感じてみるんです。

『太陽暦』の元旦からお正月休みが明けて、
いつもの日常に戻る激寒な1月末ほど憂鬱な時期はないなと思っていたら、
それは季節の変わり目である、土用期間だったということがわかったり。

この時期にみんな体調を崩してしまったり、
仕事に行くのが億劫になったり、
イライラしたり、泣きたくなったり、
インフルエンザが流行するのもこの時期で、
お正月気分も忘れてくる頃だけど、
なかなか体が付いてこなかったりする。
おまけにわたしの場合は生理が重なります。

土用期間は年4回くるしね。
自分を許す期間きた、って思うようにしてます。笑

自分が憂鬱に感じていることは、
これだったんだ、って思える出来事だった。
『太陰太陽暦』はわたしの生き方にぴったり。
生きるための道具としてこのカレンダーを使い始めました。

土用というものを知ってから、
・土用期間はゆっくりする
・この時ばかりは『気』のせいにしてしまう。
(とはいえ全ては自分のせい)
・新しい挑戦や、大きな決断はなるべく控える。
というスケジュールにしています。


『立春』とか『夏至』などという季節の細かい区切りがあることによって、
その『気』が抜けたことを感じ取ってみると、
不思議と楽になったり、新しい気持ちに切り替わりやすかったりします。

自分の『気』をコントロールできるようになる感じ。

「夏って短いよねー」と毎年言っている人は、
『立夏』(だいたいGW明け)から夏だと思えば、9月中旬の暑さが残るまでは、夏だと思うことで少しでも長く感じれるようになるんですよ。

さらに、アストロロジーは自分の意識の移り変わりの
目安や参考になるので、ホロスコープそのものが『マイカレンダー』となり、
その時々で惑星が意味する事柄を意識して実践するためのツールとして使っています。

今使っているカレンダーを一つだけ使い続けるのも良いし、
道具としていろんなカレンダーを使いこなせると幅が広がります。

リモートワークや、ワーケーションのような、
働き方の選択肢が広がることは、
さまざまな分野でもさらなる選択肢が増えることになります。

どれを選んで良いのかわからないくらいの情報量で、
自分に合ったやり方を見つけるのは大変な作業です。

自然のサイクルを常に意識として持っておくことで、
ブレない自分軸が出来上がる気がします。

その自然のサイクルを知っておくためのツールが
『太陰太陽暦』や『アストロロジー』だったりするんです。

ぜひ自分に合うカレンダーを探してみてくださいね。

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