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「利用者が暇そうにしている。何か出してあげないと」に困る。

「ゆったり、ご自分のペースで楽しめます」という地域密着型デイサービス。あえて時間を区切らず、そのときの状況に合わせ活動し家庭的な雰囲気の中で過ごす。

時間のルールを設けない良さもあるのかもしれない。
でも しっかりと優先順位をもたせていかないと「あの人暇そう」、「何か出さなきゃ」、「あの仕事しなきゃ」、雑務に追われて結局何をしているかわからない仕事をして何とか無事に一日が終わった、、となってしまう。

そんな状態になってしまったときに思い返したいこと。


デイの絶対譲れない売りは何か


少人数といえど人が数人集まったら、時間がたつにつれ「ここはこんなところ」というルールが出来ます。でもそれが皆で適切なもので共有されていないと もうカオス状態。

その場しのぎの対応の改善に必要なこと

✔ デイの売りをはっきりさせてブレさせない。

✔ 活動、仕事に優先順位をつける

✔ 優先順位の低いものはやってあげたいと思うことであってもやらない。


本当に利用者さんの為、働くスタッフの為を思えば、利用者さんにもスタッフにも適切な環境になるように、仕組みを整えていかないといけない。

特にやらないことを決めることは、やることの時間を作るためにすごく重要だなと思います。決めておかないと優しい介護スタッフは「しないといけないのでは」とやってしまうので。

「ずっと座っていたら暇そう、何かしてあげないと」と思ってもその時間にかかわることが優先順位が低いこととなれば、利用者さんにはその時間はゆっくりしてもらうことに慣れてもらい、スタッフも心苦しくても慣れる


その分優先順位の高いところにしっかり力を入れて満足してもらえるようにしていきたい。




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