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「Aさんが他利用者Bさんの声がうるさくて頭が痛くなると言われるがどうしようもないよね」

認知症と診断されたAさん(男性)幻視もあったが自覚していたそう。普段はとても穏やかで紳士なのですが、スイッチが入ると抑制きかず怒り出してしまうそうで前のデイでは男性利用者さんともめて行かなくなったとのことで新しく当デイに来てくださいました。 静かな環境で徐々に慣れてよく笑顔をみせてくださっていたところへすごくおしゃべり好きな新しい利用者Bさん(男性)が入られ、、終始大きな声で話されているのが苦痛に感じるようになったようです。 対応できないと思う前に意識しておきたいこと。

    • 「新しく入ったスタッフが教わる気がなく指導が出来ない」

      40代と50代の新人スタッフが入ってくれたのはいいけど、仕事を覚えないのにメモも取らないし「メモを取って下さい」と言っても「メモは必要ない」と反論されたり反抗的で、上司に行っても出来ないならあなたがフォローしてと言われてしまってどうしていいかわからない・・といった悩み。 八方ふさがりのようで本当につらいと思います・・・。 まず介護施設は必要な時に人が集まらないので頭数が必要と、よっほどでなければ採用するところが多いというのもあるのでしょう・・。最終的にうちの方針に合わない

      • 「人で業務の負担が違うのに腹が立つ」

        「あの人が入浴介助できないって言って私はいつも大変な入浴ばかりになった。私は送迎も行くのにあの人は送迎も行かないし楽しててずるい。」 全スタッフ合わせて10人程で回してシフトを組む小規模デイのスタッフ。全員同じ業務を出来て、同じ時間帯で働けると業務も偏らず不公平が出ないのですが、実際は パートさんと正社員、看護士と介護士、送迎出来る人しない人、入浴介助をする人、しない人、、結局便利屋のように重い業務が多いスタッフと軽い業務が多いスタッフが出てきてしまいます。 納得して不満

        • 「他のデイで問題を起こしている利用者の受け入れをするのは不安」

          60代男性、他のデイサービスをトラブルで点々と変わり、現在は2か所のデイサービスに合計週3利用で通われている方。問題が起きると他のデイに行ってみるという対応をしていたが今は同じデイで曜日を変えて対応しているが、また難しくなってきたので新たに探している…といった内容。 スタッフからしたら関わりたくないと思うのは当然かもしれないですが、受け入れできません、を言えないのが介護保険で行うデイサービスでもあります。でも出来ればうまく受け入れ出来たらなといったときに思い出したいこと。

        「Aさんが他利用者Bさんの声がうるさくて頭が痛くなると言われるがどうしようもないよね」

        • 「新しく入ったスタッフが教わる気がなく指導が出来ない」

        • 「人で業務の負担が違うのに腹が立つ」

        • 「他のデイで問題を起こしている利用者の受け入れをするのは不安」

          「初めての利用者さんと何を話していいかわからない」

          コミュニケーション上手な方は上手に周囲を巻き込んで明るい雰囲気を作っていけますが、私は雑談が苦手、何を話したらいいかわからないので、とりあえず場をつないで、何か話している雰囲気を作らなきゃ、といろんな話を振っては沈黙、、、気まずい、、。どんな話を振ったら話が続きますか、という質問。対象はクリアな方。 まず無理に話をしようと思うとお互いに苦しくなるので気負わなくてもいいかなと思います。 一つのアイディアとして、会話の目的を先に考えてから話をすると、どんな話題を振っていくかが

          「初めての利用者さんと何を話していいかわからない」

          「看護師は楽でずるい」「介護は持病や薬も知らない」

          介護施設で介護士と看護士でのよくある関係性の問題について、不満の声が聞こえた時に思い出したいこと。 介護士と看護士の関係性を悪くしないための ポイント3つ  1、考え方の元となることが違うと    理解できているか?  介護職は日常生活全体を支援する知識などを学び、看護職は病気や身体の知識などを学びます。頭にある知識が違うので同じ出来事に対してひらめくことが違うのは当たり前です。  それはスタッフ全員当たり前、とわかっていると思います。  2、業務分担、仕事内容が平等

          「看護師は楽でずるい」「介護は持病や薬も知らない」

          オードリー・ヘップバーンの一言

          「最も大事なことは、人生を楽しむこと、 幸せを感じること、それがすべてです。」幸せはすぐ近くにあるよと思い返される言葉ですね。 今日お会いした80代男性、スマホを使いこなし、お孫さんの為にピザを焼き、趣味仲間の為に集まりを企画し大忙し。初対面の私たちにも温かく迎えてくださり親切に有益情報を提供してくれる。有難いなと。 何よりまわりをほっと あたたかい気持ちにさせてくれる方、素敵だなと思います。

          オードリー・ヘップバーンの一言

          「これがここのやり方でしょ」の罠

          「今までやっているから」という理由でしているルーティン業務が状況的に難しいなと思った時に考え直したいこと。 それは今の状況にあった業務? 時間がたつにつれて スタッフや利用者様も入れ替わるのに、状況が変わっていてもルールだけは変わっていっていなかったりする。 例えば人参嫌いな子に人参を食べさせるために工夫した手間は、子供が人参を食べるようになったら手間をかけなくなると思います。 でも仕事の業務となると「〇〇の為に始めた業務」がそのまま(ちょっとずれて)受け継がれていま

          「これがここのやり方でしょ」の罠

          「デイの施設内でチームワークが大事っていうけど実際はどういうこと?」

          「介護はチームだから、チームワークが大事」と言葉で何度言われてもチームワークがよくなることを見たことがない・・ チームワークが出来ていないなと思ったときに見直したいこと。 チームワークはルールと価値観を合わせることが大事 会社として「チームワークが大事」というのは、業務を円滑に回せるようにすることが目的だと思います。 結論としてチームワークを良くするには、価値観とルールの共有が大事。 「チームワークが大事」と言って全員が思い浮かべることは一つではない。上司の言葉を聞

          「デイの施設内でチームワークが大事っていうけど実際はどういうこと?」

          「利用者が暇そうにしている。何か出してあげないと」に困る。

          「ゆったり、ご自分のペースで楽しめます」という地域密着型デイサービス。あえて時間を区切らず、そのときの状況に合わせ活動し家庭的な雰囲気の中で過ごす。 時間のルールを設けない良さもあるのかもしれない。 でも しっかりと優先順位をもたせていかないと「あの人暇そう」、「何か出さなきゃ」、「あの仕事しなきゃ」、雑務に追われて結局何をしているかわからない仕事をして何とか無事に一日が終わった、、となってしまう。 そんな状態になってしまったときに思い返したいこと。 デイの絶対譲れない

          「利用者が暇そうにしている。何か出してあげないと」に困る。

          「あの利用者さんの問題行動が困る」

          暴言や帰宅願望に困る、と愚痴る前に思いだしておきたいこと いつも暴言を言う人も時に穏やかな時もある。 その利用者さんが穏やかな時は自分はどう見えていたかな。 その利用者さんが問題行動がある日はどう見えていたかな。 耳が痛い話ではあるけど、見返すとちょっと状況が変わる。  振り返りたい自身の行動のチェック項目 ✔ 問題行動が出る前にどれだけその人と目が合ったかな。 ✔ 問題行動が出る前その人は何をしていたかな。 ✔ 問題行動が出る前その人と何か話したかな。 実はその

          「あの利用者さんの問題行動が困る」

          「集団レクリエーションで何をしたらいいかわからない」

          もともとレクが得意な人もいれば、もう全く無理という人もいる。 でもデイサービスに勤めるとなると避けては通れないもの・・。 やらなきゃと思いつつもどうしていいかわからなくなった時に思い出したいこと。 集団レクネタ案① 「今、レクを楽しめていないな」と思う利用者様が楽しめそうなものから考えてみる。考え方例  Aさん (70代男性) 耳が聞こえず、自らは周囲の人とコミニュケーションをとらない。パズル等は集中されているがクイズ等だと興味を示されない。お誘いすると来てはもらえるけども

          「集団レクリエーションで何をしたらいいかわからない」