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(学びのオンラインサロン「わたしも地球もキレイになる🌎クリーンビューティーアカデミーの「はじめに」より抜粋・編集)
どうして私が「美容(化粧品)×環境」を提唱し始めたのかをお話します。

さかのぼること10数年前、2008年のころ私は化粧品のPRをやっていましたが、そこで初めて「オーガニックコスメ」というものに出会いました。自分がとあるオーガニックコスメのPR担当になり、ちょうどトレンドにもなりつつあった頃だったので、プロジェクトは大成功★

それでもっとこの「オーガニックコスメ」について知りたい・自分も使ってみたいと思うようになったのですが、初めは私も「やっぱり外国のコスメってかっこいい」「日本ではあまりない香りがイイ」などと思っていました。逆もそうですが、”海の向こうのもの”というのは、なんだかとっても珍しく思え、あこがれも出てきますよね。
でもそれは本来、”かっこいい”ではなく、地球環境や環境配慮の産業に「還元」するべきもので、そこに衝撃をうけました。単に”自分にとって良い”だけでなく、”地球環境にも良い”のがオーガニックコスメなのです。
ここが、美容×環境の根本です。

それ以降、私はコスメに関係する環境問題が何かないかといろいろ調べ上げ(もちろんその当時は世界でも取りざたされてはいませんでしが)、自分の会社設立するまでは環境問題の多岐にわたる分野において情報収集ばかりしていました。

▶それから少しして国連大学のイベントに参加し、このnoteでも書いた記事がコチラ⇒「コスメとエコと」

(文言は掲載当時となっております。ご了承ください)

オーガニックコスメは、サステナブルコスメのひとつと私は捉えています。(※注)オーガニックコスメやサステナブルコスメに明確な定義はありません)。

この国連大学のイベントで初めて、今でいう「サステナビリティ」、(環境と)共存するという概念を知りました。(化粧品業界の中では早い方かと自負しています)
またこの直後、「生物多様性」という言葉も知りました。
そしてこれ以降、より専門的な知識を得るために様々なグローバル会議やシンポジウムに参加し、化粧品ではどう達成するかを論ずるようになりました。
特に「生物多様性」と産業については近年の主な研究テーマです。

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