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友と金沢旅でパワーチャージ
今年3月に計画し予約をしていた
金沢旅は私のバースディに合わせた
バースディトリップになった。
2泊3日。
3人それぞれ初めての金沢旅。
大宮駅から北陸新幹線に乗って
2時間半ほどで到着。
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荷物を宿泊先のロビーに預け
直ぐに近江町市場に向かって
回転ずしランチをいただく。
![](https://assets.st-note.com/img/1694751259622-knbEpkn3wt.jpg?width=1200)
それから
21世紀美術館⇒兼六園
そして夜は香林坊、せせらぎ通リにある
LA BETTOLA da Ochiai
![](https://assets.st-note.com/img/1694751310506-Ym0oMUe593.jpg?width=1200)
あの落合シェフのイタリアンのお店で
フルコース!!
事前予約をしてくれた友二人から
ご馳走になった。
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「はじめの一皿」から始まる
前菜からメイン、デザートまで
丁寧なきめの細かいお料理に堪能。
![](https://assets.st-note.com/img/1694749393332-yKxEtLNYZ9.jpg?width=1200)
ハッピーバースディプレートは
とても華麗で素敵だった。
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ハッピーバースディプレート💐
友達の一人は
中学校からの長いお付き合い。
何と50年(驚きの年数!)
互いの仕事や子育ての期間もあり
交流が途絶えていた時期があったが
10年前にプチ同総会で再会して
以来のお付き合い。
色々なことがあった…
その中で色々ありながらも
今も穏やかで終始笑顔で
いられる友人関係。
人との付き合いも
「熟成期間」があるのだと思う。
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二日目は永平寺
二日目は福井県まで脚を伸ばし
「永平寺」を訪れた。
山あいにある幽玄な禅の道場。
![](https://assets.st-note.com/img/1694749541863-j1qehES5Ww.jpg?width=1200)
「人生で1回訪れたい場所」と3人の
共通の願望が実現したのだ。
紅白歌合戦が終わり
「ゆく年くる年」の静かな番組の中で
映し出される永平寺。
幼い私の記憶として
除夜の鐘を数人の僧の方々が
打たれる姿と
雪の中の樹木が刻まれていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1694749594453-g9p0DKvHhJ.jpg?width=1200)
3人全員、「何かが」響いた。
人生50年と言うけれど
3人とも子育てもひと段落
自分に向き合える時間が
増えてきた。
特に私は
昨年末から今年にかけて
怪我や不調な出来事があったので
旅に来れた自分へ感謝していた。
「歩ける」「食べれる」「笑える」
![](https://assets.st-note.com/img/1694750800281-a8Y8g1CKh1.jpg?width=1200)
これらは
当たり前のことではない。
日頃、それぞれ皆忙しい。
時間は意識すれば作れる。
『歩けるうちに旅しなきゃ!』と
心からそう思った。
金沢旅のフィナーレは九谷焼
ホテルでは大抵
朝食付きプランを選ぶ。
(とても美味しかった!)
今回は三井ガーデンホテル金沢。
![](https://assets.st-note.com/img/1694749639737-jvpeDTlFjt.jpg?width=1200)
非常に落ち着いた建物で
インテリアも金沢のアートを
さりげなく組み込んであった。
![](https://assets.st-note.com/img/1694749682544-SVFIY6FgZF.jpg?width=1200)
金沢の旅の3日目。
午後15時前に帰途新幹線へ
乗るのでいつものことながら
最後は少しバタバタしてしまう。
事前にリサーチしていた
築100年もの町屋を改装した
ギャラリーで九谷金沢地元の
作家さんのお皿を購入した。
![](https://assets.st-note.com/img/1694749771512-4Sa60HiBkG.jpg?width=1200)
そこでたまたま入った
九谷焼専門の「眞美堂」さん。
![](https://assets.st-note.com/img/1694749860701-y5uJsZ5FLk.jpg?width=1200)
3代目当主のご主人と
4代目当主の息子さんが
丁寧に接客して下さった。
ショップはとても広く
リーズナブルなものから
アルコールランプや洋食器まで
多種多彩な品ぞろえ。
![](https://assets.st-note.com/img/1694749987400-VcP54rT5Ba.jpg?width=1200)
そこで何と
あの魯山人作の珍しい箱いりの
秘蔵品のお皿を見せて頂く。
![](https://assets.st-note.com/img/1694750092835-Zg7IfEdjqW.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1694750868291-vzs6wDiXbq.jpg?width=1200)
美術館ではガラス越しにしか
見れないお皿を
「触って下さい」と
3代目のお計らいには驚いた。
![](https://assets.st-note.com/img/1694750163547-Ts3KxKY2iK.jpg?width=1200)
「本物を見る、触れる」ことは
非常に大切なことで
真善美を磨くことになる。
20年くらい前に
有名なアートディレクターから
教えて貰った。
こちらで九谷焼の食器を
購入させていただいた。
![](https://assets.st-note.com/img/1694750341002-pHMbiHc6FS.jpg?width=1200)
和食器、特に九谷焼の食器は
敷居が高く馴染みはなかったが
金沢のアートに触れ
和の造詣に次第に
魅せられていった。
お刺身や加賀野菜のお漬物
焼き魚、サラダ、副菜まで
鮮やかな柄の食器に入れると
食材が引き立つ。
![](https://assets.st-note.com/img/1694750490591-49ZZrwhquj.jpg?width=1200)
今回の金沢旅で得たものは
友との時間の温かさと
芸術、伝統が息ずく文化に触れたこと。
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そして森羅万象のなかで
700年もの間、修行を軸に
永平寺町に在る禅の世界で
時間を過ごせたこと。
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旅は計画した時から
「何か」が始まっているのだ。
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金沢は再び行きたい場所になった。
旅することは
人生において必要な時間。
一人旅より
連れがあった方が楽しい。
誰と行くかがとても大切
![](https://assets.st-note.com/img/1694759089512-ICsn7viXUM.jpg?width=1200)
旅初日からたくさん笑って
夜は人生について語りあった。
気の置けない友と
過ごした時間で
心身ともにリフレッシュできた。
これからも
ライフに「旅」を入れ
未だ見ぬ世界や文化に触れたいと思う。