負の感情があってもいいと思う
負の感情を持ちながら生きるのは、私にとって楽ではないです。でも私は今回のうつ病に関係なく、今まで抱いてきた負の感情は全て覚えておくようにしてます。
悲しみ、怒り、劣等感…何も保たずに生きるのは不可能に近い業でしょう。
うつになる前の私ならきっと
『そんなもの捨てて前向けよ』
と言いますね。
負の感情を持ってもあらかじめ苦しくなることを確約するようなものだと思っていたから、すぐ葬っていると思います。
でもいざ今うつ病になって
『負の感情を持って何か悪いの?』
と大声で言いたいです。
うつ病の世界を知る前と後では、うつ病になる前に知っていた世界の見え方は、私が今まで経験したストレス起因の病気とは雲泥の差があるくらい違う。書店ひとつとっても今もし行ったら
『本当に今まで、こんな溢れんばかりの情報の中で買い物してたん?』
と思うでしょう。別世界にいるみたいに。
それに負の感情の使い方も今まで違ってきて、もう葬って無にするんじゃなくて、生かしたいなと思います。
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