見出し画像

願いの本質+自愛の話。


こうなりたい、この願いが叶ってほしい。

生きていると、日々様々な願望が生まれますよね。


ただ時々「こうなりたい」という形にこだわりすぎてしまって、その本質を見失ってしまっている方もいらっしゃるように思います。



たとえば「恋人がほしい」という願い。

私も執着にしてしまうほど叶えたかった時期があるので、その願望が生まれる時の気持ちはかなりわかります。


ただ、形としては「恋人がほしい」「パートナーがほしい」という願いだったとしても、
その奥にある本当の気持ちはどんなものですか?

"どうして"恋人がほしいと思うのでしょうか。


これは人によって様々だとは思いますが

「大切にされたい」
「温かい関係を築きたい」
「信頼できる誰かと一緒にいたい」
「誰かを心から愛したい」
「誰かに心から愛されたい」
など。

また、今の時期だと
「クリスマス、誰かと楽しく過ごしたい!」
という方も多いかもしれませんね。


「恋人がほしい」と願う気持ちの内側に、
それが叶うことによってどうなりたいか」という心の声も必ず存在しているはずです。

ただ外側を切り取って願い続けるのではなく、自分の心の声はどう言っているのか。
ぜひ、そこに注目して、大切にしてあげてほしいです。


そして形だけを見て「叶っていない」と焦るのではなく、

叶った先に、どんな感情になっていたら嬉しいか。
願いが成就した未来の自分には、どんな顔でいてほしいか。

それをイメージして、感情を先取りする時間も増やしてみてください。






自分の内側の声と向き合うことは、すべて「自愛」に繋がります。

「ご自愛ください」という言葉は、手紙などでどなたかに向けたことがある方も多いのではないでしょうか。


この言葉を送る時、人は誰かに対して「元気でいてね」「自分のことを大事にしてね」という、とても温かな思いやりの心を向けています。

その愛情を、自身自身に向けても注いであげる。

そうすることで、世界は驚くほど自分に対して優しいものへと変化します。




この世界の基本ですが、「自分の目の前に見える世界は、すべて自分の内側のエネルギーが投影されたもの」です。

引き寄せられる、投影される、自分が映写機。
表現はなんでも構いません。

自分が発するエネルギーが先」「後から、それに見合った現実がついてくる
これが基本となります。


つまり
・自分に優しくする
・自分の価値を認める
・自分に感謝する
・自分のことを褒める


これらのことを自分自身に対して行う、自分のことを「世界で一番愛しく尊い存在」として大切にすることで、世界はそれに応えるかのように優しいものへと変化していきます。


誰かにされたら嬉しいと思うことは、まず自分が自分自身に対して積極的に行ってあげてください。



大切にするって、一番簡単で思いつきやすいのは「ご褒美をあげる」といった、物質的なことかもしれませんが
それだけではなく、もっと内面的なことも大切にしてみてほしいです。


たとえば「いつもよくやってるよね」と褒めてあげる。

落ち込んでいる時は、「それだけ物事に真剣に向き合ってるんだよね、偉いよ」と励ましてあげる。

何かがうまくいかない時は「ここまでやってきただけでも十分すごいじゃん!大丈夫だよ!」と元気づけてあげる。

自分自身を責めそうになってしまった時すら「そんな時もあるよね。人間だもん」と認めてあげる。



とにかく、自分のすべてを受け止めて、認める。

弱い部分、強い部分、好きな部分、今はまだ好きにはなれない部分。

それらすべてを、一度優しく受け止めてあげてください。

どんな時でも、自分が、自分自身の一番の味方でいてあげてください。





私は元々、かなり自己肯定感の低い人間でした。

いつも誰かと比べては、自分が劣っている部分を見て、「まだまだダメじゃん」と暗い気持ちになったり。
落ち込んでいる時すら、「もっと頑張らないと」と自分にムチを打ってしまったり。

「こうしたい」という心の声を無視して、「こうあるべき」という"常識"で動こうとしてしまったり。

今も自分自身を100%肯定できているかといったら、そうではないと思います。

不甲斐なさに悔しくなることもあります。


けれどそんな部分も含めて「それでいいじゃん」「それも自分じゃん」「よくやってるよ」と認めるようになってから、周りの環境は驚くほど変化したように思います。



自分すら気づいていなかった部分を褒めてくれる人が増えました。

「こうであるべき」ではなく「こうしたい」と思うことを人に話した時、「いいじゃん!」と笑ってくれる人が増えました。

日々接する人たちが、驚くほど優しくて温かい人たちになりました。

日々に、自分自身の笑顔が増えました。



自己肯定感が低い状態から、一気に「自分大好き!!」になったわけではありませんが(笑)

今では自分のことが好きだと胸を張って言えますし、
なにより、自分を大切にするって、それだけで楽しいし、嬉しいです。



もしも、好きなアーティストが歌う「応援歌」などがある方は、それを自分自身に向けて歌ってあげることも自愛の一つになるかと思います。



私は関ジャニ∞の『ひとりにしないよ』という曲が大好きなのですが、この曲が発売された当時、

そっと心に寄り添ってくれるような優しい歌詞が胸に染みて、自分に対してその歌詞を向けてあげたことがあります。


いつも頑張ってるきみのこと、絶対に、何があってもひとりにしないからね。



そんな内容の歌詞を自分に向けるたびにボロボロと涙がこぼれて、そこで初めて、自分が心細かったことに気づきました。

それと同時に、
どんな状況になっても、どんな場面でも、「自分」だけは絶対に私のそばにいてくれる。

そう思えたことでなんだかとても心強くなって、自分の芯がしっかりと定まったような気もしました。


(公式YouTubeチャンネルに動画があるので、ご興味があるかたはぜひご覧になってみてください^^)





自分を励ます時は、鏡に映った自分自身に優しい言葉をかけてあげるのもオススメです。

お風呂に入った時などは、全身をゆっくり撫でながら、いつもしっかりと動いてくれていることに感謝をするのもいいですね。



今は「自愛」の本もたくさん出ていますし、
物質的なもの、精神的なものから、医学的に身体に働きかける様々なアプローチがあります。

(ちなみに、私が最近買ったのはこちらの本です)




自分にできることから一歩ずつ。

一歩の積み重ねが、気づけば驚くような効果をもたらしてくれることもあります。



この記事にたどり着いてくださった方は、私のように自己肯定感がすこし低めな面を持ってらっしゃる方が多いのではないかな、とも思うので(笑)

あなたの毎日が、よりすこやかなものになってくれることを心から願っています。



ありがとうございました!

いただいたお気持ちは、今後も記事を投稿していく上でのモチベーションとさせていただきます。よろしくお願いいたします!