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マクロビアン薬剤師 牡丹華

マクロビアン薬剤師 牡丹華

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦弥生十九日
穀雨
牡丹華
西暦2021年4月30日

早いもので、2021年の三分の一が終わりました。

今日は、新しい期が始まってからの初の月末日。

ゴールデンウイークで祝日が多くなるので、
医療機関は、月末で締める診療(調剤)報酬の請求をするための作業が、
とても忙しくなってしまう月でもあります。

それでも、以前は紙ベースて提出していたものが、オンライン提出になりましたので、
作業による残業もグッと減り、休日出勤もなくなりつつあります。

緊急事態宣言下ということもあり、お休み前にお薬をもらっておこうと、
病院に行かれる方も多いようで、バタバタとした時間を過ごしました。

そんな中で、今日は二十四節気穀雨も
七十二候の最終候『牡丹華』となりました。

牡丹の花が咲くと、春は終わり、いわば春の大トリです。

和暦でも、この『牡丹華』が終わると『夏』となります。

牡丹の花言葉は『富貴』『壮麗』『恥じらい』『誠実』

牡丹は『百花の王』とも呼ばれていますが、
『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』という表現は、
この花達の咲き方の特徴を女性の美しさに例えた言葉であるところから、

『百花の女王』という方が良いかもしれません。

『座れば牡丹』というのは、
『丈低く、たくさんの枝を横張りに伸ばして開花するのが最高』
とされる牡丹の咲き方を表しているのでしょう。

お能の『石橋』(しゃっきょう)は左右に牡丹が置かれた舞台に、文殊菩薩にお仕えする獅子が登場して、
国土安寧を願って舞うお舞台です。

それを歌舞伎にとりいれたのが、親子共演でよく話題となる『連獅子』

牡丹は平和と安寧の象徴とも言えます。

清らかでかつ強さをもつ牡丹。

春の最後に牡丹を眺めて、エネルギーチャージをしたいと思います。

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