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空いた時間を楽しむ〜歌舞伎一幕見席

空いた時間を楽しむ
〜歌舞伎一幕見席

西暦2023年8月20日(日)
旧暦文月五日

立秋
第三十九侯 蒙霧升降(ふかききりまとう)

西暦2023年8月18日(金)から8月22日(火)
旧暦文月三日日から七日まで。

七十二候は立秋の末候
『蒙霧升降』
(ふかききりまとう)
深い霧が立ち込める頃になっています。

『蒙霧』は、
もうもうと立ちこめる濃い霧のことをいうそうです。

この時期は、
雨が降って空気が湿り気を含んでいる早朝に、
山や水辺に白く深い霧が立ち込めて、幻想的な風景が見られることがあります。

残暑の暑さはまだまだですが、朝夕はひんやりとした空気で心地よく感じられる日もあります。

だんだんと気持ちにも余裕が出てきて、時間が出来ると歌舞伎座の一幕見席での歌舞伎鑑賞を楽しんでいます。

4階指定席というのが出来、オンライン販売のみとなっていますが、
席があれば、直前まで購入することが出来ます。
手続きはちょっと手がかかりますが、隙間時間で、チョコっと楽しむことが出来るのは嬉しい限りです。

わたしのお気に入りの席は、2列の24番。
歌舞伎座最後尾列の真ん中です。


花道のスッポンがギリギリ見える位置になります。

4階からの眺めは遠くて小さく、花道も全てが見えるわけではないのですが、
それも楽しみ方です。
宙乗りのある演目は結構近くで見られて楽しいです。

外国人観光客の方たちも多く、歌舞伎を身近に感じていただきたいなぁと思いました。

今回は、NHKBSの『大富豪同心』で主役の八巻卯之吉役と、尾上松也さん演じる将軍の弟、幸千代役の二役を演じている
中村隼人さんの宙乗りが見たくて、
八月納涼歌舞伎の夜の部に出かけてきました。


大富豪同心の八巻卯之吉は料理は得意でも、剣術は全くダメという役ところ、
将軍の弟幸千代では、バッサバッサと悪党を薙ぎ倒していましたが、
水滸伝の林冲役での立ち回りは本当に素晴らしかったです。

大富豪同心の中での老中甘利備前守役の松本幸四郎さんとの絡みもあって楽しめました。

歌舞伎役者が出演している時代劇は、登場してくれるだけでなんだか締まりができて嬉しくなります。

大富豪同心、ご覧になったことのない方には、ぜひ、エンディングの役者さんのダンスを観ていただきたいです。

尾上松也さん、中村隼人さん、松本幸四郎さんのお3人が並んでダンスしているところが大好きです。

時代劇をテレビで楽しみながら、歌舞伎も一幕見席をうまく使って、
日本の文化を堪能し続けて行きたいと思います。

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