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春を呼ぶ修二会2023

今年で1272回目を迎える東大寺修二会が始まっています。修二会については去年↓も書いていますが。

今年もニコ美さんが生中継してくれているので、お昼の12時半過ぎには生飯投げ→19時からのお松明→24〜25時の下堂「ちょーず、ちょーず」と、できる限り追いかけてます。
音量調整もカメラアングルもどんどん進化させてくるニコ美さんがすごい!いやもう本当にありがたいです。コメントで解説してくださる方もいらっしゃるし。

(↑番組概要の下にあるライブ配信ページのリンクからも、毎日 ”現在” に飛べます)

日程的にはすでに上七日が終わり、下七日もあと僅かになりました。3月12日にはいよいよ11本の籠松明があがります。通常のお松明よりひとまわり大きな籠松明。この日はすべての練行衆が上堂するため、19時半ごろから11本のお松明があがります。そして25時過ぎからはお水取りが。

また3月14日のお松明はサイズこそ通常(それでも約40kgですから!)であれ、この日だけ10本のお松明が二月堂の欄干に並んで一斉に振られます。もう大迫力!14日のお松明は18時半ごろから。時間が普段より早いので、この日は残業しないぞっ!と今から意気込んでます。

※見出し画像は、お松明の重みで削れた二月堂の手すり

さて。練行衆の配役は毎年12月16日に発表されますが、今回はお名前を見て「おぉお!」となりました。

2023年 配役
和上:上司永照 師(持宝院院住職)
大導師:森本公穣 師(清涼院住職)
咒師:上野周真 師(真言院住職)
堂司:池田圭誠 師(金龍寺住職)
北座衆之一:佐保山暁祥 師(宝珠院住職)
南座衆之一:中田定慧 師(隔夜寺住職)
北座衆之二:平岡慎紹 師(上之坊住職)
南座衆之二:狹川光俊 師(北林院住職)
中灯:清水公仁 師(宝厳院住職)
権処世界:望月大仙 師(普賢光明寺住職)
処世界:上司永観 師(持宝院徒弟・新入)

森本さんのお名前がある!ニコ美でもお馴染みの森本さん。奈良博のお水取り展も解説くださった森本さんが。参籠される!しかも今回は大導師として。

そんなこともあって、今年も満行まで見届けたいと注目しているわけです。

森本さんの穏やかな話ぶりが好きなんですよねぇ。語り口調が優しくて。なごみます。そして興味深いお話をどんどん引き出してくれるのはさすがの麻里さん。

◆2023年3月1日から始まる修二会に向けて、再配信された『奈良国立博物館・特別陳列「お水取り」を巡ろう』 (2021年の映像)
奈良博「お水取り」の回は、これ見ただけでかなり修二会の理解が深まる、めっちゃタメになる配信でした。


◆『東大寺の仏教美術と伽藍を巡る生放送』
なんと6時間以上ある(ラストは奈良太郎さん(大鐘)待ちをしているだけなので、本編は約4時間半)探索ツアー。これよいのですよ、とても。東大寺をぐるっと一周、森本さんがご案内くださいます。鹿ちゃんもやってくるし。たのし♪ 二月堂のある上院エリアも巡っています。法華堂の中へも!!!おうちでまったりと…こんなもの見てしまっていいのかぁあああ!という大充実の内容です。

さてと。それでは二月堂へ戻るとしますか。

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