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高見沢さんが飛んだ!祝!武道館100回〜2023 Winter Genesis of New World Final 風の時代・冬

あ!飛んだ!!!!!!
飛んだ〜〜〜! キャーーーーーァァァ……

武道館が揺れた…と思う。あの瞬間、武道館が建物ごとぐにゃりと歪んで笑ったような気がし…た。

2023年12月23日、土曜日。100回目となる武道館公演です。THE ALFEEが初めて武道館のステージに立ったのは1983年8月24日。あれから40年。コツコツ積み上げて100回目に達したというわけです。

当日は記念バッジも発売され、前日から一緒に参加する仲間と「グッズ並ぶ?」「バッジ欲しいよね」「うんうん、14時頃には行けそう」なんて会話をしていたものの、私は目覚めてすぐに半ばあきらめることになります。

THE ALFEE OFFICIAL SITEより

ベッドの上でぬくぬくしたままスマホ片手にSNSをチェックしたのが9時過ぎ。既に相当数の皆さんが並んでおられる。私が家を出る頃には「見たことない列になってる」との書き込みも。会場に着く頃にはとっくに売り切れてました。ありまー。ま、ないもんはしょうがない。

あ!平野さんからお花届いてる!と撮ったら
わ!一輪一輪がキティちゃんになってる!

友人と落ち合い、しばし会場周辺をぷらぷらした後、カフェ難民を経て専修大学キャンパス内のカフェに落ち着きました。初めてのお店だったけれど、次回からは真っ直ぐここへ来ようかというくらい、気持ちの良いカフェでした。開拓♪開拓!

店内にはお仲間さんたちもいっぱいw

少々のんびりしたところで。いざ出陣!
初日のお席は2階北西スタンド。「うわ〜来ちゃったか北絡み」と思っていました。正直…そりゃ南が来ると「やた!正面きたっ♪」な気分になりますよね。ま、しかーし。も、入れりゃどこでもいいわけですよ。高見沢さんはよく「いい席も悪い席もない!」とおっしゃいますが、ホントそう思います。2022年からは花道の先端が以前よりかなり広くなり。これも北東・北西への配慮かと。あと舞台袖の機材の高さもいつの頃からかかなり抑えられるようになりましたよね。これで随分見通しがよくなってるはず。

そして立見も出るほどの超満員のお客様。北側はよりステージサイドに近い目線で全体を見渡せるわけです。なかなかグッとくる景色でしたよ。

「冬」セトリということで城ホも並べてみました

オープニングから「ジェネレーション・ダイナマイト」ですから。盛り上がらないわけがない。席なんてどこにいたって関係ない!端っこだろうが後ろだろうが立見だろうが。始まっちゃったらみんな一緒!

さて。「北」がつかない東・西でも、北東・北西に近いエリアだとドットイメージの内側に入ることが割とあると思うのですが。この辺り、見られないものがある(モニターを置いてくれているので、正面からの画も多少確認できます)一方、ここでしか見られないものもあります。

ひとつは " 働く男の後ろ姿 " というやつです。
斜め後ろからの角度でこう改めて凝視してると、御三方とも驚くほど姿勢がいいんですよね。坂崎さんはよくアコギを抱えるから猫背になる、とおっしゃってますが。ステージ上での立ち姿は自然体でスッとしていて。もうそんな角度でもめちゃくちゃカッコいいわけですよ!いや立ち姿の美しさはそんな角度だからこそわかりやすいのかも。

それから舞台袖の様子も足元もここからだとよく見えます。crewの皆さんの動きも。そう!だから!!フライングに繰り出す様子もよく見えたのです!

またさきトリオの衣装(またさきタオルで作られたおnewのロングジャケット♪)を脱ぎに引っ込んで。幸ちゃん、さくちゃんがすぐに戻って来たのに、たかみーがいない。あれ?え?もしや?飛ぶ?…コンマ何秒で即座に否定する。いやいやフライングは還暦で封印したじゃないか。
せり上がる?はたまたもっかい下から来る?(秋ツアーからの流れで、この日も本編のメンバー紹介では、客席横から出てきてアリーナ前方を駆け抜けてステージに上がってました)いや、それはないはず。

やっぱ飛ぶんじゃ…えー?
あ。
あ!きっと飛ぶ!多分飛ぶ!

あー!きたーーーーー!

飛んだ〜〜〜!
キャーーーーーァァァ……

叫びすぎてアタマ真っ白になりました(笑)

それにしても何でしょう?あの体幹は。今回、ワイヤーのコントロールがあまりスムーズでなく、急にギュン!て上がったり前後の動きもグ…ガガーとなったりでかなり衝撃があったように見えたのですが、空中の高見沢さんはまるでブレない。声も歌もまるでブレない。もう超人!としか。あと4ヶ月で70歳ですよね?

あと、この曲のこの角度で。ドラムの長谷川さんの最後の武道館をこんな角度で見ていたことを思い出しました。あの時はスピーカーか?照明か?を吊るケーブルに視界を遮られて御三方がまったく見えなかったのですよ(今となっては笑い話w)だからずーっと長谷川さんをガン見してたなぁ。LONG WAY TO〜のリフレインで高見沢さんがドラムセットまでやって来て、自分のハンドマイクで長谷川さんに歌わせてたっけ。

地上に降りてゴジラギターを抱えたところで、袖のヒラヒラがゴジラくんにかぶさってしまい「あー!もうどうしたらいいの!」てなってたのもご愛嬌♡ 格闘の末に自力で外せたものの、舞台袖で出てった方がいいのかな、や大丈夫かな、とcrewのお二人があたふたっとされてたのも微笑ましい光景でした。

そうそう。高見沢さんの肩越しに見るレスポールもキラキラしてて美しかったんですよね。つるんとしたボディに照明があたるじゃないですか。右斜め上の角度から見たあの感じが忘れられなくて。焼きついています。

そして24日。初日:北西、の後の南東は夢のような華やかさでしたー!
知ってたー!(笑)

クリスマスイブの大ラスは、谷村新司さんとの共作「天使の伝言〜TASUKI〜」まったく予想していない曲でした。が、やはりそれだけ大きな存在だったのだな、と。

「天国のチンペイさんに届くように〜」と秋ツアーからずっと歌ってきたチャンピオン。またさきトリオのコーナーでマラカスライト持っていることもあって、高見沢さんがフザけてそれで幸ちゃんちのシンバル叩きにいってましたが。どんどんエスカレートして武道館ではとうとう全力のジャンピングアタックするほどになりw 大阪城ではもう普通に両手のバットでタッタカタッタカ叩いてました!そんな光景もおかしいやらかわいいやら。チンペイさんも笑ってただろうな〜と。

きっとずっと見守ってくれる。谷村さんも。それから久美子さんも。

グッズは買えなかったし、空を舞ったハート型のフリッツも、銀テも取れなかったけど、そんなの何もなくていい。胸いっぱいの愛で満たされた2日間でした。

↓ハートのフリッツ♡ 左が24日、右が23日

……からの大阪城ホールです。12月29日、金曜日。ツアーファイナルであり2023年の総けっさ〜ん♪

そらもー浮かれっぱなし

アリーナ縦パターンで、中央に花道が伸びてました。始まる前に「花道あるってことはたかみー飛ばないねw」(還暦以前のフライングも武道館のみでした)なんて話をしてたら…

ステージ横に伸びる上手/下手の花道を、端から端まで駆け抜ける高見沢さん。転ぶからやめなさいって諭す幸ちゃんを尻目にしまいには桜井さんを追いかけ回し、舞台袖から(裏側から)花道の先端に逃げようとした桜井さんが何かの穴にハマって胸を打つハメに。ダイジョブでしたかっ!
以来、脳内でずっと2人がぐるぐる追いかけっこしてます。

お座りコーナーは3公演通して泣き続け。そして2回目のアンコール。きました、ここで。
「今年の武道館は珍しくペイヴメントも至上の愛もなかったね」と話していた至上の愛が。極上の雄叫びをいただきました♡ 次のシングルか何かのカップリングに収録していただきたい!

衰え知らず…どころか進化がやまないTHE ALFEE。
あの背中についていくには何をしたら。どんな自分でいたら私は胸をはれるだろうか。いつもそんなことを考えています。2024年、デビュー50周年イヤーとなる今年も共に駆け抜けますよ〜。

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