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いえづくりレシピ

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みゆう設計室のいえづくりについてまとめたマガジンです
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#毎日更新

作業台やテーブルにも変化!ルンバの定位置もある、子育て家庭向きのリビング収納

テレビ台を兼ねたリビング収納にいろんな工夫を盛り込んだ「ナチュラルモダンな家」 テレビ台カウンターの下は主にワゴン収納にしています。お子さんのおもちゃを入れておくと、リビングで遊ぶ場所にワゴンごと移動して、遊び終わったらワゴンに片付ければスッキリ。 ブルーレイディスク置場の下部にはルンバの定位置もあります。 右端の2台のワゴンは天板を乗せられるようにしてあり、時には座卓、時にはダイニングテーブルのベンチにも変わります。 右端のワゴンを取り出すとカウンター上でアイロンが

ルンバが下を通る、ダイニング収納

トーヨーキッチンのカウンター下に設けたダイニング収納。将来的にはハイチェアを置いてカウンターとして使いたいキッチン。お子さんが小さいうちはハイチェアも使いにくいので収納にできないか、というご相談からこの収納を設けました。 ぴったりサイズで制作していますが、壁や床などに固定はしていません。カウンターとして使いたくなった時には取り外しできるようになっています。 ダイニングテーブルに近い位置にはお薬や食事に関わるものを。リビングに近い位置にはお子さんの絵本を置いています。 ト

収納スペースを減らして使いやすくなったキッチン

キッチンのシンク下をオープンにしてゴミ箱を置けるようにしたキッチン。「コラベルのある暮らし」のリノベーションでは、収納スペースを減らしても使いやすいキッチンをデザインしました。 元のキッチンはシンク下にも収納がありましたし、吊り戸棚もありました。 その分ゴミ箱を置くスペースは無く、収納の前に置かれていたので、収納内の物を取り出す時はゴミ箱を動かす必要がありました。 シンク下は湿気も溜まりやすい場所でもあるので、オープンにしていると湿気をこもらせず、掃除がしやすいというメリ

キッチン背面収納におさまる調味料ワゴン

調理をする時は作業スペースの横に置いておきたい調味料ワゴン。「コラベルのある暮らし」のキッチンリノベーションでは、キッチン背面収納内におさまる調味料ワゴンを設けました。 キッチンの引き出しに調味料を入れておきたいところですが、使う時には引き出しから取り出して、使い終わったら引き出しに片付ける、という動作になると思います。調味料ワゴンの場合は作業中横に置きっぱなしでもOK。味付けをしたら調味料をすぐワゴンに戻して、調理が終わるまで作業している横においていても良いでしょう。引き

思いこみはばっさり切り捨て、思い入れは活かすデザイン

「思いこみはばっさり切り捨て、思い入れは活かすデザインに」と話してくれたのは「コラベルのある暮らし」の家の奥さま。 みゆう設計室がご相談に伺うまで、キッチンショールームに行っても、リフォーム会社に相談しても、どうも思い通りにならないことに悩んでいらっしゃいました。 手がけたリフォームはキッチンとダイニング。限られた空間に驚くほどの工夫を盛り込んでいます。使いやすく絶妙な寸法計画をしていますが、見た目は極めてシンプル。コラベルというモロッカンなモザイクタイルを気に入られていて

暮らしに合わせてカスタマイズしたキッチン

キッチン天板の奥行きを深くして作業スペースが広がった「コラベルのある暮らし」のキッチンリノベーション。オーダーキッチンならではの使いやすさです。 オーダーキッチンは暮らしに合わせてカスタマイズしたキッチン。素材の質や種類も様々で、暮らし方や好みに合うものを選べばOK。ゴージャスな雰囲気のものを選ぶケースもあれば、機能優先で素材は極めてシンプルに仕上げるオーダーキッチンもあります。 このキッチンは見た目にはすごくシンプルですが、内引き出しの奥行きや、引き出しの寸法をミリ単位

キッチン吊戸棚は上手に使えば使いやすい収納になる。

キッチン収納、天井まで収納スペースがあるとたくさん収納できる!と思いがちです。手が届きやすいところに何を収納するのか決めてから高い位置の収納を作った方が良いと思います。 「コラベルのある暮らし」の家のキッチン背面収納には、吊戸の下の方には頻繁に使うお皿類を、上部には大きいカゴを使って収納しています。 大きめのカゴには「たこ焼き用調理道具」「お菓子用道具」というように、調理内容別に収納しています。使い終わったらまとめて収納できるので、高い位置でも上げ下げの動作は少なくて済み

灯りの重心を下げてリラックスできるトイレ

トイレはひとつのリラックス空間。床を照らす間接照明を設けて、明るさの重心を下げました。もちろん天井からの照明もありますが、明るさの重心を下げると少し落ち着いた雰囲気になります。 トイレはホコリもたまりやすいですし、地窓を設けてお掃除もしやすく。「キッチンを囲む家」のほかの部屋はナチュラルなインテリアですが、トイレだけはアクセントカラーの壁にしています。小さな手洗いを設けましたが、トイレの外にも手洗いがあるのでお子さんはしっかりトイレ外で手を洗えます。

子育て家庭には必須!収納たっぷりの洗面所

洗面所は収納が多い方が良い!子育て家庭には洗面所に置きたいものがたくさんありますよね。タオル、部屋着、シャンプーなどのストック品、洗濯用品、お風呂用のおもちゃやオムツなども収納に入れられたら助かるはず。 「キッチンを囲む家」の洗面所は脱衣ゾーン以外、背面に収納家具を設けました。壁面収納の上部には間接照明もあります。 洗面台はカウンターとボウル一体型の、TOTOのマーブライトカウンターを使っています。ボウルの下は湿気がたまりやすいのでオープンに。ゴミ箱を置いたりタオルをかけ

時間勝負のワーキングマザーを助ける手洗い

ワーキングマザーは帰宅してからの短時間にやることがたくさん!できることなら、帰宅してすぐ子どもが自発的に手洗いうがい、片付けをしてほしい。 「キッチンを囲む家」には1階廊下に手洗いを設けています。家族用玄関正面に手洗いがあるので、帰宅してシューズクローゼットで上着を脱いで、すぐに手を洗えます。 お子さんが小さいとリビングダイニングでオムツ替えをすることも多いと思いますが、浴室や洗面所が2階にあるので、この手洗いはとても便利なのです。 トイレがすぐ隣にあるので、トイレ内

キッチンを中心に回遊できる間取り

家の中心にあるキッチン。ダイニングテーブルと横並びに配置しています。「キッチンを囲む家」のダイニングキッチンは、キッチンを中心にぐるぐる回遊できる間取りです。 キッチンの前には少し広めのスペースを。家族が椅子を置いてゆっくり過ごしたり、お子さんがおもちゃを出して遊んだりできる空間です。ウッドデッキとも一体に使えます。 全てが丸見えになっているキッチン。普段の片付けが大変そう、と思われるかもしれませんが、キッチンの後ろには少し隠れたパントリーがあります。炊飯器などの家電、ス

掘りごたつのある床座のリビング

掘りごたつのある床座のリビング。ダイニングよりワンステップ床が上がったリビング。畳にするのは内装のイメージ的に違うけれども、床に座って時にはゴロンとしたい。小さいお子さんの昼寝もしやすいリビングにしたい、ということでダイニングと床の高さを変えました。 掘りごたつの周りには背もたれにできる壁を設けています。クッションなどをおけば、リラックス空間になりますね!敢えて窓の高さを高めにしたのも、座った時の背もたれとして壁を活かすためなのです。 この部屋には床暖房を入れています。暖

鞄や靴、コートなどを置ける家族用玄関

コンパクトな玄関と、シューズクローゼット。「キッチンを囲む家」の玄関奥には鞄や靴、コートなどを置ける土間続きの家族用玄関があります。 家族用玄関から廊下に直接入れますし、家族用玄関正面には手洗いがあります。 玄関自体はあまり広くないですが、お子さんが並んで靴を履くのには十分な広さの玄関。家族用玄関ではなく玄関内にも下足箱を設けています。 お子さんが大きくなったら、家族用玄関から出入りすることになるでしょう。いつも履く靴を置いておいても、扉でクローズされるので玄関自体はいつも

ブランコのある子ども部屋

ブランコのある子ども部屋。南面にバルコニーがある、日当たりの良い子ども部屋です。 今はひとつの部屋にしていますが、将来的には2室に分けられるように梁を渡しています。ロフトもそれぞれの部屋から使えるように。 廊下との間はポリカ板を入れ、廊下にも日が入り込むように配慮しています。トイレや洗面所の前が明るい方がお子さんも安心するはずです。 この部屋のカーテンはドレープをグリーンにしていますが、レース地は2つの窓で色を変えています。近くで見ないと差は分からないのですが、片方はブル