学生アイドルだった日
年度末に書いたものの、これを載せる場所がなかったので、それならば!と、noteを開設しました。
出すの少し遅れちゃった。
↓
今日が今年度の最終日。
これまでずっと持っていた“学生”という肩書きを置いていくことになります。
“学生アイドル”だった期間が長かった分、学生である自分にちょっとした思い入れもあって、それなりに寂しいな〜と思ってます。
なので、自分が過ごしていた学生アイドル時代の思い出をここに少しだけ書いて残しておきます。
小さい頃から私の夢だったアイドルを始めることになった高1の冬、
お父さんとお母さんは否定も止めもせずに「好きならやりな」と背中を押してくれました。
そんな2人とした、唯一の約束。
それは「学生の間は学業を疎かにせず、学生を全うすること。」
これができるならアイドルをやっていいよ。と言われました。
そして両立を決めた日から始まった“学生アイドル”生活。
あっという間だったけど色々あった。
高校の時はライブが早い時間だと出演できなかったり、物販が遅い時間だと途中で抜けさせてもらう事も多かった。
期末テストの日とTA女子の新宿ReNYワンマンの日が被ってしまった日は、マッハでテスト終わらせて向かったな〜。
何日も前から電車が遅延したら...?とか、
起きて欲しくないことを考えてハラハラしてた。
期末テスト終わり、テストの集中力を維持したまま電車に乗って向かった。
学校終わりにノーメイクノーセットで出番10分前に会場に着いた日は、もう出演できないかもと思ったけど、メンバーがメイクも髪型のセットもセトリ確認も手伝ってくれた。
初めての収録ライブの日も学校終わりに急いで渋谷asiaに向かった。
プロデューサー(山さん)とダッシュで道玄坂を駆け上がったのが懐かしい。
アイドル活動をしながら過ごした6年間、自分の勉強道具をいっぱいに詰めたリュックの他に、衣装やメイク道具等一式入れた大きなボストンバックを持って片道1,2時間かかる学校に毎日登校してた。今思えば家出にしか見えないフォルムしてた。笑
それから、学校の授業があってどうしてもライブに出演できないこともかなりあったから、TA女子の中で私の事だけ知らない人も増えて、置いてかれているように感じて悔しくて泣いた日もあった。
毎日出しても出してもまた出てくる学校の課題に追いつけなくなりそうで、もう全部投げ出したら相当楽だろうな〜なんて思うこともあった。
でも私の中にはどっちも諦める選択肢は無くて、学校の行き帰りの電車で全力で終わらせて提出してた。
そういう意味では電車の移動時間は貴重だった。
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今思うと本当にドタバタだった学生アイドル生活。
これを乗り越えられたのは、確実に周りの人たちの暖かい支えのおかげでした。
こんな予定の組みにくいメンバーをずっとTA女子に置いてくれて、学業との両立の相談に乗ってくれて、私を受け入れてくれた山さん。
学校生活のことを心配してくれたり、ステージで大事なことを教えてくれて、未熟な私を支えてくれたメンバー。
私が授業でライブに出演できなかった日も、
「勉強頑張ってね」と声をかけてくれたり、
アイドルとして未完成な私の小さな成長に気づいてくれたり、
私が知らない私の魅力を見つけて奥から引っ張り出してくれたファンのみんな。
私は人に恵まれたんだとつくづく思います。
そして“学生アイドル”の生活において、
家族には感謝してもしきれないです。
小学校から大学まで同じ学校に通って、
学生としての悩みも沢山聞いてくれた妹(双子)のあきちゃん。
生意気で口ばっか立つ私を見捨てず支えてくれて、
毎日美味しいご飯を作って
遅い帰りを待っていてくれたお母さん。
仕事で疲れてるはずなのに遅い時間のライブは迎えに来てくれて、
なんだかんだ私のグッズも集めてくれて、
TA女子を沢山周りの人に広めてくれたお父さん。
家族には特に沢山迷惑をかけたし、沢山わがままに過ごしてきたけれど、
あの日、アイドルの夢を否定せず、続けさせてくれてありがとう。
おかげで今、“TA女子”の私がいます。
ずっと味方でいてくれてありがとう。
私、次は豊洲PITに立つよ。
始めた頃からしたら想像もつかないくらい大きな場所。だけどこうやって支えてくれた家族にも、この場所で、もっと成長した私を見せたいな。
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周りの子達はみんな就職が決まっていく中、まだ私は自分の夢を諦められないです。
私は沢山の人に支えられて続けてきた、
“アイドル”で、
“TA女子”で、売れたいです。
いつか、この道を選んで良かったと思える日を自分の力で迎えます。
そして、そんな私を応援し続けてくれるあなたを少しでも元気に、笑顔にしたいな。
学生アイドルから、
専業アイドルに!
これからも頑張ります。
最後まで読んでくれてありがとう!
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