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好きなバンドが解散した

いつも、サブスクで曲を聴いていて
たまにライブに行って
いくたびにグッズを集めていたバンドが一昨日解散した。

高校の同級生がやっていたバンドだったけれど
単純に曲が好きでほとんど毎日聴いていた。

解散ライブに出演していた他のバンドが口を揃えて
「これからもずっと一緒に音楽をやっていくものだと思っていた」と言っていた。
わたしも、確証もなく続くものだと思っていた。
観に来ていた他のファンも音楽仲間であろう人たちも、なんで急に解散なんだ、ふざけるなよとヤジを飛ばして悲しさと寂しさを紛らして
彼らを笑顔で送り出そうとしていたように思う。

彼らは解散の理由を語らなかったけど
きっといろんな理由があって
何かを諦めたり
前に進もうとしていたりするのだと自分を納得させた。

1ファンとしては、たまにライブに顔を出すくらいで、
私が行ったライブに必ずいた最前列のあの人が
ライブ中に泣いていた心境に比べたら、、なんて思う。

対バンにカバーされて号泣してるメンバーを見て
そりゃあ、本人たちが1番寂しいだろうよとも思う。

そんな中でわたしは、
悔しいという気持ちがずっと渦巻いている。
本人たちは何も語らなかったから、本当はすごく前向きなものかもしれないし、何も諦めてないかもしれないけれど

友達が、やりたいことや実現したかったことを夢半ばで諦めてしまう瞬間に
また立ち会ってしまったと思ったら悔しくてしょうがなかった。

1ファンとして応援しているだけでは抗えない運命に絶望したし、好きなバンドが解散する悲しさと
烏滸がましくも人のことを"○えなかった"とか思っている自分の愚かさに涙が出た。

○うって言葉嫌いなんだよ。烏滸がましいよな。○ってくれなんて言われてないのに。

でもわたしは、わたしの周りの人間たちがやりたいことの実現を諦めないでほしいというエゴのために、クリエイター支援をやっている。
表現するということを諦めないで続けられる人を増やして増やして、わたしの周りがそういう人ばかりで溢れるように。

このバンドの解散で、わたしがクリエイター支援をやっている意義を噛み締めた。

わたしは絶対、わたしが思い描く世界の実現を諦めない。

おわり。

解散してしまったバンドはマシラというバンドです。
本当にかっこいいので、聴いてください。

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