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無痛分娩レポ -後編-


<10/7 出産当日>
9:00 痛みレベル1
促進剤12mlからスタート!
点滴何度か失敗され
陣痛よりそっちの方が痛い・・



10:00 痛みレベル2
促進剤12ml→24mlに。
陣痛間隔5分になったのでナースコール。
分娩室へ移動
内診し、子宮口5cm開いているが
まだ赤ちゃんの頭の位置が高いとのこと。

すぐに麻酔できるように
先に管だけ背中にいれておくことに。
※これも先にやっておいてよかった!



11:00
先に背中に麻酔入れる管だけいれてもらう。
ピリッとした違和感のあとに
左半身にズーンとした重みと違和感。

最初左半身しか効いてる感じしなかったが、
身体の向きを変えて
右半身を下にしたら
右半身にも麻酔効いてきた。
内診で中をグリグリされ(これが痛すぎる)
そのまま破水させることに。



11:30 痛みレベル2→6
破水させた後、陣痛の痛みが
一気にレベル2からレベル6へ!
上の子の出産を思いだす痛さ
テニスボールで痛み逃ししても痛い
陣痛2分間隔



12:00  痛みレベル6→4
麻酔きいてきた
痛みが一気にひく
すごい。感動。
麻酔効いてきて足がじわーんとなる間隔。
テニスボールで痛み逃しなくても
大丈夫なくらいまで痛みがひいた。



12:45 痛みレベル2
お腹すいてきたので軽食と水分補給。
夫と電話したり、
助産師さんと笑って会話する余裕あり。
無痛の麻酔のすごさに感動する。
この調子だと15:00までには
産まれそうとのこと。

※無痛の麻酔した人のうち
 1〜2割は気分悪くなって低血圧や
   赤ちゃんの心拍さがり
   帝王切開なる可能性があるらしい。



13:00  痛みレベル3
下半身に今までと違う鈍痛あり。
骨盤と尾てい骨あたりに
重い違和感かんじる。
強くお腹のハリ感じる。
お腹の中で頑張っている赤ちゃんに
酸素おくるイメージで深呼吸する。
テニスボール必要な痛さではない。



14:00  痛みレベル6
呼吸整えるのが難しいくらいの痛さ。
助産師さんにお尻おしてもらっても
痛くてきつかったので
麻酔追加お願いする。

※担当医が分娩室に到着して
 麻酔追加するまで15分程かかった。
 逆算してはやめに依頼しておいてよかった。




14:05 痛みレベル3
追加した麻酔がきいてきて、
助産師さんいなくても
一人で陣痛耐えられるくらいに。
子宮口8cmでこの痛みの無さは神・・✨
これから赤ちゃんに会えるワクワクと
楽しみで胸が高まる。



15:45 痛みレベル2
腰と尾てい骨にズーンと違和感あるが
自然分娩のときの
あの苦しい辛い痛みがない!
本当にすごい。
感動しすぎて助産師さんと
無痛の麻酔のすごさについて語る。笑
あと数センチのところまで
赤ちゃん降りてきてるとのこと!



14:40 痛みレベル2
立ち会い不可の産院だったため
夫とテレビ電話つなぐ。
そこからが20分くらい何回もいきんで
なかなか出てこなくてキツかった。



15:00
吸引分娩することに。
吸引2回目でドゥルンっと出てきてくれた!
ここまでお腹の中で
頑張ってくれてくれたのと
会えた嬉しさで号泣。

自然分娩でも無痛分娩でも関係なく、
我が子に会えた時の喜びと感動は
何にも変えがたいし、尊い瞬間だと思った。



15:30
カンガルーケア、はじめての授乳👩‍🍼


4日目朝の診察で問題なかったため
4日間で退院することができた!




おわりに

ここまで読んでいただき
ありがとうございます。

こうやって振り返ってみると
改めて最高なお産を経験できたなと思う。


第一子の時は、初めての出産で
もともと痛みに弱くて
恐怖を感じる方だから、
我が子に会えることが嬉しい反面
すごくナーバスになることも多くて。

出産の後半はあまりの痛さに
「もう嫌だ」
って何回も思ってしまったし、

想像を遥かに超える痛みに
呼吸も乱れて、
お腹の子に酸素いってないんじゃないか
と不安や申し訳なさを感じながらの
お産だった。


今回は、途中まで無痛分娩できるか
わからなかったけれど、
できることが確定してからは
すごく気持ちも前向きになれたし
「出産」という人生の一大イベントを
心から楽しめたことが何より嬉しかった。


自然分娩も無痛分娩も
かたちは違えど
最終的にはどれも
最愛の我が子と対面するための
プロセス(過程)なだけであって

どれがすごい
どれが良くない
とかではないと思う。


大切なのは

自分がどのプロセス(過程)を経て
10ヶ月間お腹の中で頑張ってくれた
我が子に会いたいのか、

どんなお産なら心から納得でき、
後悔がないのか

しっかり考え、調べて
決めることだと感じた。


無痛分娩 (和痛分娩)は
日本ではまだ主流ではないし、

お腹を痛めて産んでこそ
我が子を愛おしく感じるんだよ

なんて言葉も聞くけれど、

どちらも経験して思うのは

"そんなこと全く関係ない"

ってこと。



毎日一生懸命生きて
成長してくれて、

自然分娩で産んだ第一子も
無痛分娩で産んだ第二子も
どちらもすごく愛おしいし、

なにより大好きな人との
子どもなんだから
愛おしいに決まってる!

産み方ひとつで我が子への愛おしさや
愛情の感じ方が変わるなんて
そんな事があってたまるか!
っていうのが正直な気持ち。


今回、
第一子と第二子で全く違うかたちの
出産を経験できたことは
とても勉強になったし
すごくいい経験になった。


これから出産を控えている人や
無痛分娩にするか悩んでいる人の
参考になれば嬉しいです😊




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