作り上げた「すごい人」
いつも結果主義で、
何かが優れていることが良いと思っていて、
それになろうなろうと頑張るのに、
なかなかなれないで困っている。
さらに、また自分の頭の声を言語にすることが苦手で、
話が苦手でしょうがない。
こういう人には友達はできないんじゃないかと思っている。
だけど、自分に親しみをもって、やってきてくれる人は、
私が何かできることを見てるんじゃない。
また私が流調に話すことを好んでいるわけではない。
話すべき場面が私のところにやってくると、
たどたどしく、さらに
「うまくいかないから、これを頑張っているんだ~」
という事実を話すしかない。
それを話した後、私は、実際はどこかに消えたいんだけれど。
それだけで
「正直だね」とか、
「またよろしく!」なんて言ってきてくれる。
親切だなあ。
そうだったね、
「すごい人」なんて、私が作り上げた幻想。
そんな人、いないんだった。
今の自分に必要なことをせいいっぱいやるだけ。
~いろんな人の生き方を知りたいな。
作文が入選しました。 「恨みに恨んだ父母との関係」は、 私が両親のことを 恨み、怒り、嫌っていたのをやめてみた時に 起こった出来事をつづったエッセイです。