【Day162】 ビーチサッカー日本代表_2017.01.21

今日は、本当に充実していて実のある一日だった。

日本のほぼ真裏にあるようなコスタリカにビーチサッカーの日本代表がきて、

コスタリカの代表と試合をした。

今まで、10年サッカーをしてきたけどビーチサッカーを生で観戦するのは今回が初めてだ。

今回、コスタリカの代表と日本の代表が試合をしたのはSanta Anaから近いProyeto Golという場所だった。この場所は、コスタリカのサッカー協会が所有していて、宿泊施設やトレーニング施設が充実している。普段は、一般の人はあまり入れないらしい。

その会場に行ってみると日本人の方は10人くらいいて選手はすでにアップをしていた。

グランドには、真っ白な砂が敷かれていて転んでも痛くなさそうだった。

でも、その分走りずらそうだなとも思った。

アップが終わり、国歌斉唱をして試合が始まった。

見ていて思ったことは、ビーチサッカーと言ってもサッカーと同じことはゴールにボールを入れることぐらいかなと思った。

まず、人数はキーパー含めて5人制。

広さは、おそらくフットサルよりも広いから、一人当たりのスペースはかなりあると思う。

足は裸足で、キーパーはキーパーグローブを付けるかどうかを選べるようだった。

コスタリカのキーパーは着けていてが、日本のキーパーは着けていなかった。

パスは基本的に浮き球。

シュートも、普通のシュートが半分とオーバーヘッドが半分くらい。

普通のシュートも下がイレギュラーのせいでコースが読みずらい。

ペナルティーエリアは、タッチラインにおいてある旗で見分ける。

キーパーは、6秒以上手で持っちゃいけないから腿でリフティングすることが多かった。

しかも、キーパーがシュートをすることもある。

試合の感想としては、やっぱりアクロバティックで展開が速い。

だから、サッカーを知らない人が見てもわかりやすく面白いと思うし、

サッカーをしている人が見るとさらにそのすごさが分かると思う。

日本は、前回のワールドカップで世界4位に輝いて、FIFAランキングが8位だという。

サッカーとかに比べると世界の中でもかなり上の方にいる。

しかも、日本代表の10番は日系ブラジル人で身長190cm。

彼は、世界のベスト5のプレーヤーに選ばれているらしい。

その、試合は4-3で日本が勝利した。

本当に面白い展開の試合だった。それを、練習試合ということもあって本当に間近で見ることができた。

試合終了後、なんと選手と交流することができた。

サイン、握手、写真すべてに応じてくれるし、みんな優しくて、かっこいい。

さらに、すこしお話を聞くこともできた。

まだ、マイナーなスポーツなだけあって日本代表のレベルでもプロで生活できる人は数人しかいないということ。

また、サッカーから転向する選手も多いということ。

などいろいろな話を聞くことができた。

フィールドにも入らせていただいて、グラウンドの感じもつかめた。

試合も、終わって帰ろうとしていると一人の男性が話しかけてくださって、帰り道だから送りますと言ってくださった。

お言葉に甘えて送ってもらうことにした。

その方は、大使館で働いている職員の方で、

「この辺に、おいしい日本食屋さんがあるから一緒に行く?」

と誘っていただいた。

行ってみると、前に行ったことのあるARIGATOのお弟子さんが開いたお店だった。

すごくリーズナブルな値段で、ものすごくおいしかった。

しかも、そこのお金までごちそうしていただいた。

本当にありがとうございます。

その食事の時に、本当にいろいろなお話を聞かせていただいた。

その方は、元々外務省で海外とスポーツのことに関して取引をする仕事をなさっていたらしい。

その関係で、オリンピックの招致にもかかわって、安倍首相の招致スピーチの原稿にも携わっていたらしい。やっぱり、その招致の時は、寝る間もなく走り回ったらしい。

さらに、日本サッカー協会(JFA)ともつながりがあって、日本代表が北朝鮮で試合をする際にはその、経験を買われて代表団に帯同した経験もあるらしい。

JFA会長の田嶋さんや遠藤保仁選手との繋がりもあり、

そのつながりで、今回も日本代表のコスタリカ遠征が実現したらしい。

さらに、その仕事だけではなくいろいろな国で大使館に勤めていた時のお話も聞かせていただいた。

まずは、モンゴルにいた時が生活に一番困ったという話。

さらに、単身赴任したベネズエラが治安悪すぎるという話。

ペルーでは、大使館を三回爆破されたが、運よく無事で入れたこと。

スペインのカナリア諸島では、毎日バカンスのようなリゾート地で満喫していた話など楽しい話をたくさん聞かせていただいた。

今日は、ビーチサッカーについても知ることができたし、

前から頭の中で、探していた“サッカーやスポーツに携わる仕事”の一例も知ることができた。

これから、ビーチサッカーができる環境があったら絶対にやりたいなというのも思った。

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