語学オタクのアラ還主婦のお片付け騒動記3
こんにちは。語学オタク、フランス語勉強中の「捨てる女」Gerryです。
お片付けはまだまだ終わりません。
昭和の時代に建てられたダンナの実家。収納という収納にいろんなモノが詰め込まれています。台所の次は押入れ。
昭和の家は収納の基本は押入れ
最近の住宅にはクローゼットやウォークインクローゼットなどが備え付けられていて、収納に便利な造りになってますよね。でも、昭和の家って、収納は基本押入れです。押入れがあればまだいいほう。私がこれから使おうとしている部屋には押入れすらないんですよ。
押入れという魔窟
布団を収納するのを主な目的として作られているのが押入れです。布団のサイズに合わせてあるので奥行きはあります。というか、あるのは奥行きだけ!なんの仕切りもないから布団以外のものを収納しようとすると工夫が必要になってきます。
私たちが使ってもいいとなった押入れを2つ確保。ここを片付けないと私たちの荷物が入りません。
開けてびっくり!やはりここも魔窟でした。そもそも押入れってネーミングが魔物ですよ。「押し込んで入れる」ところですよ!!そりゃ何でもかんでも詰め込みたくもなるわ。
天袋(押入れのさらに上の方にある収納です)には何やら箱がギッチリ詰まってます。当然ですが、押入れは上下段とも布団や座布団がギッチリつまってます。使ってるの見たことない!!
発掘された大量のいただきもの
天袋から出てきたのは箱 はこ ハコ boxes boîtes・・・・・・。大中小合わせてざっと40以上。
全て何かのお返しでいただいたものでした。
内祝い、命名内祝い、新築祝い、結婚祝い、お歳暮、お中元、快気祝い、会葬御礼
出るわ出るわ。のしも外さず、箱も開けないまま押し込まれていました。中身の大半はハンカチ、タオル、シーツ、タオルケット、毛布などの布製品。
9割のものは変色し、シミができていて使い物になりません。わずかにタオル類だけが雑巾として使えそうと言ったところ。
今は必要ないから一旦片付けておこうと、このような場所に収納されたが最後ですね。そのまま忘却の彼方へ・・・。もらったものはほとんど全てなかったものになっていました。
布団がいっぱい
押入れ部分にはこれまたたくさんの布団がつまっております。全てビニール袋に入っていて、おそらくクリーニングには出してあったようです。でも、見たことない布団たち。一体誰の布団なの?
義母に話を聞いたところ、義理の姉のダンナさんが単身赴任中に、義姉と姪っ子が実家に住んでたことがあって、その時に使っていたものらしい。かれこれ17〜8年も前の話。
その時の布団がそのまま収納されていたというわけ。義姉も姪っ子も何年も前から実家から近いところに住んでいるし、義兄の単身赴任も終わっており、もうこちらに泊まりに来ることはありません。羽布団に買い替えた時に使わなくなった綿の布団もそのまんま収納されていました。
この布団の山、いらなくない???全部捨てたいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!
布団収納専用タンス
世の中にこのようなものが存在するとは知りませんでした。義姉が不要になったからと実家に置いて行った布団収納専用タンスです(嫁入り道具が出戻ってきましたwww)。押入れがまんまタンスになったようなものです。奥行きはあります(笑)。棚はありません。使いにくそうです。
私が寝室として使おうと思っている収納のない部屋にあるのですが、割に大きいので部屋から出すのは大変そうです。おそらくベランダから吊りおろさないといけない感じ。
なので、なんとか収納棚として工夫して使おうかな。他に収納ないし。
あ、ここにも大量のいただきものの箱が10余り詰まってましたよ。もうね、ここまで来ると全然驚かないの。
また出たか〜、くらいのもので。
ここのものは比較的新しいものが多いので、使うなり売るなりできそうです。
とにかく全部出す
これらの押入れや布団タンスは貴重な収納スペースなの使いたい。なので全て中身を出して処分するなり、移動させるなりしなくちゃならない。
あまりにも汚くて写真を撮る気にもならなかったのですが、6畳の部屋がいっぱいになるくらいモノ(とホコリ)が出てきました。
分別し、箱を畳んで紐で縛り、不用品をビニール袋に入れ、使えそうなものは場所を移動させる。1日がかりの作業でした。ふぅ〜〜〜。
モノに罪はない
もう少し前に片付けをしていたら、新品のシーツや毛布などの多くを売ったり寄付をしたりできたかもしれません。収納したまま忘れ去られていたために、ほとんどのものは可燃ゴミにしかなりませんでした。無駄にCO2を増やしてしまうことになり、エコじゃありません。
いただいたものはその場で使うか使わないかを判断し、必要ないとなったら捨てずに済む方法を考えるべきですね。溜め込んでしまうと片付けるのが億劫になるし、後々無駄にエネルギーを消耗する羽目になります。
今回は不要になった布団を処分しましたが、総重量が110kgにもなり、処分費に1,050円かかりました。箱に入ったままの比較的綺麗そうな布製品の処分はまだです。使わないものは買取に出すつもりです。1円/1kgの例の買取です。いくらになるかなぁ。
モノに罪はありません。私たちがうまく生かしてあげないといけないわけです。ただのゴミにしてしまうのはもったいない。
必要なものだけを所有して、すっきりと暮らしていきたいものです。
今回のお片付けを通してひしひしと感じたことです。
私は「溜める女」にはなりたくありません。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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