詩「朝」

朝が僕らを生き返らせる
幸福の詰まった時間だとしても
朝はひどく 居心地が悪い

掴んだのは幻覚の幸福

呼吸を阻む水の中
少し沈めば
景色は幾分か綺麗に見える

溺れる前の 最後のひと足掻き
今日も

読んでいただき、ありがとうございます。 良ければまたいらしてください。