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シティS2優勝 3神ザシアン

おはようございます。Team Single Starのみよしです。今回は12月19日(土)に福島にて行われたシティリーグシーズン2で優勝することが出来たので、少しでも参考になればと思い、noteを書くことにしました。

途中の画像に関しては当時のリストの再現なので、レアリティや博士の研究などバージョンが多少異なっている点があります。ご注意ください。

(投げ銭式にするので全文無料で読めます。気に入って貰えましたらいいねやリツイートして頂けると嬉しいです)

なぜこのデッキを選んだか

デッキパワーが高いからです。細かく言えば、序盤に要求される札が少なく(再現性が高い)、上振れたときには手がつけられない力があるデッキなので、不意によくわからないデッキと当たったとしても勝つことができ、環境に存在するデッキに対してもある程度の勝率がとれることから3神ザシアンというデッキタイプを選択しました。

練度的にもザシアンVが登場してからずっと使い続けてきたデッキタイプであり自信があったことと、他のデッキを練習する時間が満足にとれなかったことも理由です。メタ読みも下手なのでとりあえず強いデッキにしました。

デッキの変遷

画像1

くちたけんが登場して1番最初に作ったのがこれだったと思います。コンセプトは「VMAXを一撃で倒す3神ザシアン」です。パーツを揃えにいくためのジラーチ、打点のかさ増しをするガラルジグザグマ+回収ネット、ダンデを入れてみました。再現性が低いのでは?との指摘を受け、多少いじったものが次の画像です。

画像2

あんまり変わってないですね。ミュウツー+ヤレユータンのギミックをワタシラガVで1枚に圧縮。回収ネットとくちたけんを増量することでパーツを揃えやすくし、後攻からムゲンダイナとセキタンザンなどに抗えるようにあとだしハンマーを採用しました。

しかし、ここで問題が発生しました。クワガノン入りの構築にぼこぼこにされてしまうのです。これは無視できないと考えた結果が次の画像です。

画像3

ポケモンで登場時に特殊エネルギーを破壊できるギラティナ(じけんのかぎづめ)、グッズロック下でも使用できるいれかえ札であるとりつかい、サンダーマウンテン◇を場に残さないように混沌のうねり、ザシアンVのふとうのつるぎでグッズロックに圧をかけるために鋼エネルギー、継続してサポートが使えるようにマリィを増量しました。もはやクワガノンを許さない3神と化しましたね。おかげでクワガノン入りのデッキにも勝てるようになり、課題は1つクリアしました。迷走はしましたが、直後のジムバトルで優勝することが出来たので、そんなに構築に間違いはないのかなと思えるようになりました。そして色々なカードを試し、本番に持っていったのが次の画像になります。

画像4

単純に見辛い配置で申し訳ないです。変わったのは、とりつかいがマオ&スイレンに、マリィ3枚目がワタシラガVの2枚目になりました。詳しくは採用理由の項目で解説します。

各カードの採用理由

アルセウス&ディアルガ&パルキアGX 2枚

試合中で1枚は使いたいのでサイド落ちケアで2枚。2枚使う試合もあるのでトラッシュする際は一度立ち止まって考えることをおすすめします(何度も痛い目にあっている)。またアルティメットレイは前のポケモン(技を使っている3神自身)にもエネルギーを付けることが出来ることを忘れずにプレイしましょう。意外と役立ちます。

ザシアンV 3枚

ほとんどの試合で2枚使うので余裕を持って3枚。こいつだけで勝ち切れる試合も多いまじの壊れカード。初手で置きたいので4枚目も欲しいですが、さすがに腐ることが多すぎたため3枚に留めています。

ジラーチ 1枚

初手より3神が倒された返しに要求値を満たしにいくためのカードなので1枚。使わずに勝てる試合も多いです。何も考えずにベンチに置くとスペース足りなくなるので、あと何回デデチェンジするかは考えてプレイすることをオススメします。置いても回収ネットでなんとかはなります。クイックボールでの優先度は意外と高くありません。

デデンネGX 2枚

序盤に1回、終盤に1回走るタイミングが嫌でも来るので2枚。使うかどうかは手札と相談してからです。脳死で使うと色々足りなくなります。こいつが上手く使えるかどうかで3神使いの上手さが表れると思います。

ワタシラガV 2枚

甘えの2枚採用です。1枚だと博士、デデンネで巻き込んだときにリカバリー効かないのがストレスだったので、2枚目の存在はかなり安心します。とはいえ、1枚使えれば十分な試合も多いです。しかし、このデッキにおいては化けるサポートの種類が多いので2枚のままで使ってみて頂きたいです。

クロバットV 1枚

デデンネだけで足りないときに使うカードです。無人発電所に引っ掛からないのもポイント高い。2枚目が欲しい場面もありますが、サイド落ちしてなければ1枚でほぼ足りるため1です。地味に技が強いので、常に使う選択肢は持っておくと拾える試合があります。

フーパ(あくのいましめ) 1枚

貴重な1エネのアタッカー。ムゲンダイナやズガドーン対面で特に強く、こいつが1番トラッシュするかベンチに出すかの見極めが難しいです。サイドプランを意識して後何回技を使い、そのためにエネルギーが足りているかを考えてプレイするといいいと思います。普段は使うことのない下技、マインドショックですが、このデッキではオルタージェネシス+30、ダンデ+30で140点となり、ジュナイパー(みつりんめいさい)が倒せます。

ギラティナ(じげんのかぎづめ) 1枚

クワガノンだけでなく、ムゲンダイナ、セキタンザン、3神のオーロラなど環境に刺さっている1枚。回収ネットで使いまわせることも強みです。ここは環境に合わせて採用する枠になります。

ガラルジグザグマ 1枚

打点調整要員です。かなり応用が効くカードで、相手が想定していない打点が出せ、プランを崩すことが出来ます。このデッキにはツールスクラッパーが入っていないため、慎重に10点をのせるようにしてください。回収ネット含め最大3回しか使えませんが、サイドをとりきる上ではそれで足ります。

クイックボール 4枚

これがないと始まらない。手札コストは慎重に選びましょう。当たり前ですが、相手のデッキによってカードの優先度は常に変化するものです。

プレシャスボール 2枚

3枚目が欲しいですが、2枚ですら腐るので難しいところです。タッグコールを1枚入れることでプレシャスボールを1枚にする選択もありましたが、デデンネにアクセスする方が価値が高いと判断してプレシャスボール2枚で臨みました。

回収ネット 2枚

ベンチ空け、ジラーチを場から退かす、ギラティナ、ジグザグマの連続使用と用途は多いです。こういう1枚で複数の役割を果たすカードがかなり好きです。ダンデが入っているためムゲンダイナ戦でジグザグマを2回使えばいいことや、ギラティナは3回も使わないため2枚採用にしました。3枚以上の採用時はダブって腐る場面が目立ちました。

メタルソーサー 4枚

バグレベルに強い。これがないと今の3神ザシアンは攻撃できない。これを複数かかえているときは博士、デデンネは出来るだけ避けましょう。それだけ価値のあるカードです。アルティメットレイが使えれば話は別ですが。

エネルギースピナー 1枚

基本後攻で使うことはありません。なのでエネルギー転送でも問題はないと思います。後攻とってエネルギー転送だったせいで負けたと言い訳するのが嫌だったのでここは甘えませんでした。ジラーチから触れるエネルギーとしての採用です。アルティメットレイやメタルソーサーの関係上、これの2枚目よりはエネルギーの現物の方が価値は高いと思います。

エスケープボード 1枚

ジラーチを採用しているのでこれも1枚。ふうせんの代わりです。ふうせんより逃がせるポケモンが少なくなるデメリットもありますが、眠り状態でも逃げられるのは大きなメリットです。ジラーチのために採用したカードですが、大体ジラーチ以外のポケモンが持ってます。

エネルギーつけかえ 2枚

このデッキでの役割は後1オルタージェネシスの宣言ではなく、こちらが先攻でハンマーされたとき、2ターン目に安定してGXを宣言するための保険としての採用なので2枚です。1枚だと保険として頼りない、3枚あっても使い切らないので。ここは感覚によるところが大きいかもしれません。1ターン目の手張りを甘えられることも大きかったです。

くちたけん 2枚

ザシアンに持たせるツールスクラッパーみたいなものです。安定をとって2枚にしました。多くの場合はちまきと選択になるこのカードですが、このデッキにはジグザグマが採用されているので大きく打点を伸ばす意味でも噛み合っています。2枚目はあまり警戒されないので、1枚目にツールスクラッパーを当てさせておくことも重要です。

ポケモンいれかえ 3枚

本当は4枚欲しいですが、マオスイを4枚目としてなんとかやってます。シンプルな効果ですが幅広く使えるため捨てる際には注意しましょう。山に何枚残っているか常に把握しておくと立ち回りやすいと思います。

ボスの指令 3枚

オルタージェネシスGXを最大限に活かした勝ち方をさせるカード。適当に縛ってターンを貰ったりもします。1番説明することないカードかもしれない。

ダンデ 1枚

打点増強カード。あんまり使う機会は多くありませんが、これがデッキにあるだけでとれるルートがかなり増えます。まずVMAXが射程圏内に入るだけで大きいです。たまにアルティメットレイの打点を伸ばしてクワガノンを処理したりもします。先に引いてトラッシュに置いておきたいカード。

マオ&スイレン 1枚

直前でとりつかいから変更したカード。変更して正解でした。後攻とったときにセキタンザンのふんかだんを無かったことにしたり、ピカゼクのフルドライブを消したりできる有能カード。今の3神には普通入っていないため警戒されず、通ったときに見た目以上のアドバンテージを得られる上に、ワタシラガで拾えるいれかえ札でもあります。

マリィ 2枚

妨害サポート。オルタージェネシスGXの宣言に重ねられると最高。2枚と心許ない枚数ですが、ワタシラガで繰り返し使ったりするので意外と足ります。デッキの底に沈んだカードがいるかいらないかを覚えておかないと、山を混ぜるかどうかの判断(ねがいぼしのタイミング)にも関わってくるので山の把握は大事です。

博士の研究 4枚

あまり使いたくはないのですが、今の3神ザシアンは3神がアルティメットレイを打つ前に吹き飛んでいるので、要求値を満たすためにうたざるを得ない最強サポート。これとマリィが同時にあると難しくなります。手札を捨てるデメリットが大きすぎてワタシラガ2枚目を採用することになりました。デッキを高速で圧縮できるので手札を捨てる行為がメリットになる場合もあります(リセットスタンプの返しなど)。

混沌のうねり 2枚

スタジアムが強い環境なので2枚にしました。1枚だと引けないし、引いても博士の研究を採用しているせいで貼るタイミングが選べないので、ワンダーラビリンス◇、サンダーマウンテン◇の対策を厚くするために2枚です。ズガドーン、セキタンザンにスタジアム権を譲らずに立ち回れるようになったので感触は良かったです。腐る対面も少なからず存在しているので減らす選択もありです。

基本鋼エネルギー 9枚

少し多いという印象を抱かれるでしょう。9枚にすることで少しでも手張りの可能性(序盤の安定性)を上げることと、メタルソーサーを強く使えるようになります。気持ち程度ですがザシアンのふとうのつるぎで付く可能性も上がります。ザシアンにエネが付くと強いのは間違いないですし。ただメタカードのために削る1枠の候補でもあります。

基本水エネルギー 2枚

エネルギースピナーで触れる、アルティメットレイで3神を育てるので2枚です。オーロラの方が強い場面が多いですが、基本エネルギーゆえにメタカード(エネポーター、ギラティナ)に引っ掛からないという利点もあります。一長一短です。

オーロラエネルギー 1枚

全ての色になる強いエネルギー。コストも時には有効に働きます。トラッシュされやすいことが難点。

採用候補、試したけど抜けたカード

ザマゼンタV

このカードだけを採用する意味は薄いと思います。3神ザシアンはポケモンをたくさん置くデッキなので、ボスの指令で裏とられて負けてしまうからですね。リセットスタンプとセットでならワンチャン作れそうです。今回は耐えるより相手のポケモンを倒すことを優先した構築なので不採用です。

クチートGX

先攻で出す、出されるとゲーム壊れるやつ。2エネでデデンネ、クロバットを処理できる火力が出せ、メタルソーサー、プレシャスボールに対応しているのはとても優秀です。このデッキだとザシアンを置く優先度が高く、ベンチも埋まりやすいため採用を見送りました。不採用にしたカードの中ではかなり優先度は高い方です。

ヤレユータン(さるぢえ)

ミュウツーとセットで採用していた。これ単体でも手札にある大事なカードを捨てずに済むため、かなり偉い。ベンチに置きっぱなしにするスペースがないことと、逃げエネの重さ(エスケープボードで逃げられない)、クイックボールで持ってくるタイミングが難しいため外しました。

ミュウツー(マインドリポート)

回収ネットで拾えるワタシラガV。それだけで偉い。ただヤレユータンがいないと速効性がないこと、回収ネットの枚数が足りないことから外しました。

カプ・レヒレ(ネイチャーウェーブ)

ズガドーン対策。これ1枚入れた程度で勝てる相手ではないと判断してズガドーン対策ごと切りました。ズガドーン対面がそんなに多くないと読んだこと、ズガ以外だと腐ってしまうカードを採用することはリスキーだと考えていました。

フリージオ(カチカチロック)

ズガドーン対策。打点もHPも低すぎてロックとして機能しないと判断しました。

グレートキャッチャー

以前の環境よりデデンネを出してくれる人が減った印象だったので思い切って抜きました。欲しいゲームはちょこちょこありました。これも不採用枠の中では優先度高いです。

あとだしハンマー

後攻とったときの保険で入れてみましたが、先攻とるので使わない、後攻でも打てない、ほぼ腐るカードだったので外しました。かなり上振れ狙いのカードに感じます。

げんきのハチマキ

同じ役割をガラルジグザグマが持っているため不採用。

大きなおまもり

かなり悩みました。入れておくと3神を倒す要求値を上げることができ、それが勝利に直結するデッキなので。攻撃用のカードに枠を割きすぎて入りませんでした。採用する優先度は高いです。

リセットスタンプ

仮想敵(主にムゲンダイナとセキタンザン)に打つタイミングないなと思って抜きました。2枚入れて試してもみましたが、ワタシラガ2枚目と鋼エネの方が価値は高いと感じました。

ツールスクラッパー

相手の道具を割ることで耐久を下げる意味合いが大きいと思いますが、このデッキは打点を無理やり伸ばしていくので役割的に不要かなと。ジラーチのボード割れるのは偉いです。このカードは保持することが難しいですが、くちたけんならザシアンに持たせておけるので、くちたけんを2枚にし、こちらを不採用としました。

ぼうけんのカバン

持ってくる道具が多くないので。入れるならおまもりとセットになるでしょう。

ふうせん

ジラーチ以外に貼るならこっちの方が基本的に価値は高いです。ただジラーチを逃げゼロのリソース回復として扱えるメリットの方が大きいと判断し、エスケープボードに枠を譲りました。

プレシャスボール

3枚目はさすがに腐りすぎでした。3神手張りの安定感を求めるならありです。クチートとセットで入れると腐りづらくなるので強く使えます。

エネルギーつけかえ

3枚もいらないです。後1オルタージェネシスを狙いたいなら入れた方がいいと思いますが、ギラティナ、マオスイで1ターン貰えるかなと思って3枚目は採用しませんでした。2枚あればエネ移動することでリソース管理が楽になったりするので、テキストの割に強いカードだなと思いました。

ポケモンいれかえ

4枚目です。めちゃくちゃ欲しいです。クワガノンやターンを貰うことを優先してマオスイですが、これじゃないとダメな場面もあるので難しいです。大事に使えばギリギリ3枚でも足ります。しっかり枚数の管理をしましょう。

とりつかい

マオスイに最後の最後で枠をとられたカード。クワガノンだけ意識するならとりつかいでいいのですが、都合よく引けるならマオスイの方がリターンが大きいと思います。

マリィ

3、4枚目の採用も検討していました。ワタシラガで拾って回すので削ってもなんとかなりました。どうしても手札が足りない場面が多く、博士の研究に枠をとられました。

当日のマッチアップ

うろ覚えなので対戦内容で間違っているところがあると思いますが、大体こんな感じでした。

1戦目、ブルーレシリザ 先攻 ◯

最後の場面でカスキャがサイド落ちしていたらしいですが、それでもサイドをとりきられるわけではなく、博士の研究でメタルソーサー引けるかのゲームになるだけでした。そこまでいかなかったので3神を逃してザシアンで技打って〆。

2戦目、クラハンマルヤクデ 後攻 ×

スタート開いてマルヤクデが出た時点で負けたと思いました。後1で水エネしかなくてベンチの3神に手張りしたらクラハン表で完全に終わる。3神に勝ちたい人はマルヤクデ握るといいと思います。

3戦目、3神ザシアン(ミラー) 後攻 ◯

ミラーといっても中身が全然違う(おかしいのはこっちのデッキ)。お互い2ターン目にオルタージェネシスを打ち合う。オルター前に相手がクチートを出すか明らかに迷っていたけどボスがなかったのか出してこず、ここで3神対面慣れていて上手い人だなと思いました(結果論ですが出されたらやばかったです)。実際、クチートを出して何も引き摺り出せない場合、逆に後攻側にボス→アルティメットレイでの勝ち筋を与えてしまうことになるので博打です。安定をとるなら出さないが正解です。アルティメットレイを先に3神で受けた返し、もうやるしかなかったので気合でメタルソーサー2枚とボス引いて相手のザシアン狩りました(超上振れ)。これで普通の3神ザシアンは3神でザシアンをワンパン出来ないので形勢逆転。ミラーで後攻は上振れないと勝てないです。

4戦目、超ミュウ 先攻 ◯

後1ホラーハウスからスタートしたワタシラガをフォトンゲイザーでとられて嫌な展開。ギラティナでオーロラ剥がしてオルタージェネシスでテンポを取り戻しにいく。相手はイカが上手く並べられず、スムーズに攻撃へ移行できなかったため、いっぱい殴って勝ち。サイドにイカ2枚落ちていたらしい。やばいですね。

トナメ1回戦、DD(ドガスダイナ) 先攻 ◯

初手に3神いないのでザシアンに手張りしてエンド。相手もダイナに手張りだけでエンド。返しでザシアンに3エネ準備、ボスでダイナ呼び出すもいれかえ引けず。進化され前のフーパが飛ぶ。返しでギラティナ回収ネットでムゲンダイナのエネ全部剥がしてブレイブキャリバー。この1ターンが大きく、後はひたすらブレイブキャリバー言って勝ち。ザシアン強すぎて引いた。

トナメ2回戦、セキタンザン 先攻 ◯

3神にしっかり手張りしていれかえ引けず。返しでデデンネが飛ぶ最悪のスタート。ギラティナでキョダイガンセキを打たせないようにしつつ、アルティメットレイを打つゲームに。途中でマオスイを挟み、相手のサイドが進まない状況を作れたので勝てました。テンポの重要性が良くわかる試合でした。

決勝、ルカメタザシザマ 後攻 ◯

相手の初動がザマゼンタに手張りという悪さ。オーロラ貼って2ターン目に追加ありオルター使ったらアサルトタックルの隠された効果でオーロラが割れる。1ターンあげないといけなくなってかなりもつれた試合になった。最後はフルメタルウォール+リセスタされて、そこから合計2枚引いてクイックボール→ワタシラガ2枚目に繋げてマオスイ拾って勝ち。対戦相手が上手すぎた。いつもジムバトルで対戦している人だったから上手いのは知っていたけども。

やっぱり現環境において3神ザシアンの有利対面はほとんどないです。常にきつい戦いを強いられます。1つ言えるのは全体的に運が良かったです。

このデッキの立ち回り

全てのデッキの対策を書くことは出来ないので、今流行っているデッキで思いついたものを書いていきます。勝率は体感なので当てにしないでください。

基本的なことですが、3神ザシアンは特にポケモンを出してエネを貼ることが大事で、逆に言えばそこが満たせていれば無理にサポートを打つ必要がありません。手札をキープするべきかを常に考えて動くと勝率も変わってくると思います。サイド落ちですが、このレシピならポケモンだけは必ず全て把握しておいてください。それだけ1枚1枚の役割が大きいです。ダメージをどれだけ出すか、サイドを誰でとるかを意識していくことが大事です。リソースは有限なので。

ズガドーン(30-70)

いわゆる小ズガです。純正だろうがFTB型だろうがあんまり勝てません。ここは切ってます。強いけど使用者はそんなに多くないデッキだと思っているのと、事故率がそこそこあるデッキだからです。追加ありオルタージェネシスいってGXを2体取るのが1番簡単ですが、フーパやワタシラガを上手く挟んで(まいあがるでデッキに帰り、ジラーチを押し付けることでギリギリサイドをとり切らせない)2-2-2でとることも意識しましょう。デデンネも極力だしてはいけません。

ムゲンダイナ系統(先攻50-50、後攻35-65)

基本的にオルタージェネシスから3-3で勝ちます。ギラティナがキーマンです。フーパも偉い。まれにオルタージェネシス使わない対戦もありますが、アルティメットレイから入るのはサイド的にめちゃくちゃ弱いです。大人しくオルター使って退場してもらいましょう。最近はアブソルがいないのでジラーチが動きやすくて助かります。

セキタンザン(先攻45-55、後攻35-65)

コンボだともっときつくなります。コンボじゃなくても普通に微不利です。ここもギラティナが強い。キョダイガンセキを使わせないように立ち回りましょう。当たり前ですが、ザシアンが1回耐えるだけで試合展開が大きく変わってきます。マオスイがある場合、アルティメットレイをマルっと消されるとほぼ負けるので当てるタイミングとポケモンには気をつけましょう。60でもダメカンが残っていればくちたけんブレイブキャリバーで処理可能です。理想はアルティメットレイでカルゴを処理してブレイブキャリバー2回でセキタンザンを落とすルートです。

3神ザシアン(先攻65-35、後攻35-65)

じゃんけんが全てでありながら、地味に練習が必要な対面。後攻はなにかしらの上振れ要素がないと勝てません。後攻から勝ちやすくなるのはクチートを入れることですかね。アルティメットレイでサイドをとらせないことを意識しましょう。適当にやってると詰み盤面が完成して終わります。

超ミュウ(先攻55-45、後攻40-60)

何気にやりたくない対面、ナイトウォッチャー許せねぇよ。くちたけん+ガラルジグザグマで300出るので前よりは楽になりました。ボール系を適当に使うとマリィ+ナイトウォッチャーの回答が減るので、デデンネ、クロバット、ワタシラガも計画的に使いましょう。これは3神ザシアン全てに言えることですが、走る必要がないときはリソースを残す意味でも、ドロソポケモンは使わないようにしましょう。ここの見極めが多分1番難しいです。俺も正解が知りたい。

ピカゼク(先攻55-45、後攻40-60)

ギラティナめっちゃ刺さります。くちたけんブレイブキャリバーでオルター使わなくてもピカゼク落とせるのは大きいです。混沌のうねりをしっかり使ってサンマ通さないようにすれば勝てます。あとマオスイが引けるかでかなり変わります。

ルカメタザシザマ(先攻60-40、後攻55-45)

現環境唯一と言ってもいい微有利マッチ。オルター打って、フルメタル打たれてから始まるので場に残るエネの総枚数ではルカメタ有利ですが、先に殴るのが3神側で、デデンネ、クロバットで走る分有利だと思ってます。このマッチではダンデを結構使います。メタルソーサーをいっぱい巻き込んで捨てると負けるのでそこだけ注意してください。

マルヤクデ(めっちゃ不利、数字なんて意味ない)

現環境ズガドーンよりきつい可能性すらあります。水エネに該当するものをねつほうしゃされるだけでも辛いのに、2エネキョダイヒャッカでザシアンも飛びます。マルヤクデ側がどれだけ3神を理解しているかで変わってきますが、3神使いのマルヤクデには勝てる気がしません。自分で使ってみるとされて嫌なことがわかると言うのはカードゲームにおいてめちゃくちゃ大事なことだなって改めて思います。

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。もうすぐBレギュのカードが使えなくなるのでこのデッキも使えなくなりますが、3神ザシアンは新環境でも強いはずなので楽しみです!


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