健康診断

コロナ前に行った健康診断で
あの面倒くさいバリウムの結果
「ポリープが有りますね」と、言われ
そのままになっていた
周りには 誰でも言われるよーとか
だいたいが良性だからーとか
それを鵜呑みにして
再検査に行かなかった訳ではないのですが
まぁコロナだった事もあり
医者事態をそんなに
行くところではないと思っていた
そんな何年かでした
そんな中
世の中ではコロナがあけたらしく
(いやいや、まだ結構な感染者と残念な事になってしまった方々が大勢います)
私も気になっていた胃のポリープを
検査しに行かねばと
先日雨の中行ってきたのです

内容は通常の健康診断に
オプションでバリウムを胃カメラに
それとピロリ菌検査を追加してもらいました
受付で予め家で採取して来た検便と検尿を渡し
更衣室で診察着に着替え
言われるがまま血圧測定
「あら、高いのねぇ下がたかいわ」と
看護婦さん
少し休んでもう一度測りましょうね

そうは言われても
こんな時って いたたまれないですよね
何分待つのかなぁ~

せっかちな私は
もう、大丈夫じゃないですか?
などと勝手に判断し
看護婦さんに計測を進めてみる
じゃあと二度目の計測も少し下がっただけで
彼女が言うには まだ、高いらしい
しかし2回測ったからコレで行きましょうと
血圧コーナーからは出されてしまった

次は眼の検査
かっこいい機械の前に座らされ
何をするのかと思ったら
単に視力検査だった
機械下にあるゲームのリモコンみたいな
スティックとボタンを使って右左上下
分からなかったらボタン
ゲーム好きなので操作は楽しいが
何回か前に書いた「飛蚊症」
を読んでいただいた方にはお分かりでしょうが
もっとがっつりな検査をたくさんしているので
視力検査だけ?では 物足りない私
健康診断って これだけ?と、ちょっともやる

次が聴覚検査
大きなヘッドフォンを付けて
「では、右耳からです音が聞こえたら
手元のスイッチを押してください」
ぴー、ぴ、   しゅっ、 ぴ ぴぴ
両耳を済ませて サッサッと次へ行こう

身長体重&メタボ用なのか?
おへそ周りを測る これはギリギリセーフ
この、メタボ用のおへそ周りの計測について
常々思う事がある
日本人の平均なのか男女問わず90㎝
それを超えるとメタボと診断され
別に指導されるのです  が
身長は関係無いのが疑わしい
だってね私ったら高身長なので
150㎝〜160㎝の女子たちと
同じで良い訳が無いと思うんです
手が大けりゃ足のサイズもデカいのに
なんでおへそ周りだけ
皆んな一緒じゃなきゃいかんのですか?
毎回、思い出しちゃーもやもやモヤモヤ

次が血液検査
担当の看護婦さんが
「今まで具合が悪くなった事有りますか?」
私「はい、昨年末にかかりつけで検査した時に
フワッとしました」
本当の事なので一応言っとかないとね
で、やっぱりふーっと頭から首肩へ向かって
血の気が引くような気持ち悪さに襲われて
5分間休憩
看護婦さん2人がとても心配してくれて
ちょい申し訳ない
立ち上がれる様になって来たので
「気分が悪くなったら言ってくださいねー」
と言う優しい看護婦さん2人を背に次へ向かう

本日のメインイベント
胃カメラ〜
コレはオプションなので階が違うらしく下の階の
年に一度肺のCTを撮る為に来ている
いつもの待合室へと移動した
初めての事なので内心ドキドキ
しかし、ここまで来たらジタバタしても始まらない
こう言う時の開き直りは我ながら早い
名前を呼ばれ問診を受ける
ここで初めて鼻からにしますか?
口からにしますか?と決断を迫られた
「どちらがより楽ですかねぇ?」と私
すると同じ質問を毎度受けているのだろう
物凄く的確な答えだなと思った
「歯磨きの時にオエってなりますか?
それなら鼻からの方がよろしいかと」
蛇足過ぎるので看護婦さんには言わなかったけど
私ったら幼少期には「紐」を見ただけで
えずいてました
問診が終わり胃の中の泡を消す薬(液体)を飲み
鼻の穴を拡張する薬と喉の麻酔薬を
両鼻へ注入
「苦いですけど全部飲んじゃってくださいねー」
苦すぎる 最近の薬は皆
コーティングされているのか
いつも飲んでいる薬からは想像できない
こんなに苦い薬には慣れていないぞ!
涙が出るほど苦かった

「喉の麻酔が効いてくると
唾液が気管に入ってしまうので
待っている間、唾液は全てティッシュに出しながら
お待ちくださいね
それと、診察の間も同じで
カメラは鼻からですが
口をだらーんと力を抜いて開けて
唾液は全て外へ出してくださいね
気管に入ったら苦しいですから」

そんな脅しの様な
説明を受けている間にも
喉の麻酔が効いてきて
今までの経験で言うところの
物凄いプレッシャーに飲み込まれそうになった時
喉の奥から力が加わって思わず
おえっ  っと来る感じ
そんな経験有りませんか?
そんな感じで喉の中が制御不能になりました
ぺっぺ ぺっぺしながら
中待合室で待つ事数分
名前を呼ばれ胃カメラへ
「余裕が有ったらモニターで
前回有るって言われたポリープを
見てくださいね(ニコ)」
看護婦さんの言葉を思い出しながら
意識は唾液を外へ出す それに集中だ!
少しして目の前のモニターに自分がうつり
若い先生が自己紹介で
名前を言いながらカメラを鼻へ

入らないんかい!
時間がかかってやっと鼻の中へ
モニターには鮮明に鼻毛が(笑
この時点で既に楽しみ出している私
笑ったら絶対苦しいぞ!違う事を考えるんだ私!

そんな私の思いをよそに
カメラは進む胃の中へ
大腸検査の時も思ったけど
身体の中って意外と綺麗なピンクだね
胃の中も思ってた以上に綺麗なピンクだった
よだれをダラダラ流しながら
笑いを堪えているなんて
誰も思うまい
不謹慎な私は そんな事を考えてた
説明通り本当に5分ほどで終了
若い先生からの説明
今、採れたての映像を見ながら
「胃の入り口と出口、とても綺麗です
なにも問題ありませんね
仰っていたポリープですが
確かにコレとかコレ 有るのですが良性です
こちらも何も問題ありません
ただ、全体的赤く炎症を起こしている所が有って
コレはたぶんピロリ菌だろうと思われます
ピロリ菌の検査結果によっては
治療へ進んでください」
との結果だった
人生初の胃カメライベント無事 終了

コレで全部終わったか?
そう思いなから元の階へ移動すると
最後の最後に胸のレントゲン
これで全工程が終わり着替えて会計へ
結果は郵送で送られて来るらしい
焦らすなぁ そう思いながら
午前中の早い時間に全て終わったので
買い物しようと街まで歩いて行く
お腹減ったな
喉の違和感が早く取れないかな
今日はご褒美飯にしょう!決定だな
そう思ったら歩くスピードが少し早まった


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