オーディオブックにハマるの巻

新しい職場になかなか慣れず、毎日ちょいと憂鬱です。が、最近「オーディオブック」たるものに出会ってしまい、これはかなりうれしい出来事だった。

柴田元幸責任編集のMonkeyを読んでいたら、「徒歩移動のときは朗読を聞いている」というような記事を見つけた。アメリカでは「朗読会」たるものが盛んで、作者自身が朗読する素晴らしすぎるイベントが割と頻繁に開催されている、という噂は知っていたものの、今までは「オーディオブックって誰得?」ぐらいに思っていた。

が!

本は読みたいけれどほとんど時間がなく、ここのところ「あー本読んだわー」という感覚を感じられていなかったので、ちょっと試しに、、、と手を出してみたら、こりゃすごい。

歩きながらでも、満員電車でも、洗濯物を干しながらでも、お風呂に入りながらでも、シャワーを浴びているときでさえ本が読める(否、聞ける)。しかも、これが意外と頭に入る。もちろん、漢字やら語彙を鍛える目的で読む場合、オーディオブックは無価値といえるだろうが、本を読みたい!という欲求はぐいぐい解消される。

ただ、値段が高い。朗読者が必要なんだから当然だろうけど、これもっと工夫してできないもんかね?とちょいちょい考えている。著作権がなんぼのもんか知らないけど、「朗読者」さえたくさん見つかればお安くし上がるんじゃないの???

ということで、全国の大学のアナウンス研究会のみなさま、および声優養成学校に在学中のみなさま、どこぞのネットビジネス関係者とどうにかこうにか縁をつけて、「学生オーディオブック」みたいなのやってくんないかな〜。絶対需要あると思うんだけどな〜。著作料高いのかな〜。だったら青空文庫系だけでもねえ。朗読で名を馳せたら、アナウンサーや声優への道も開けるんじゃないのかねぇ?

いやはや、とにかく朗読を聞くってのは素晴らしいもんだ。

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