人口密度が東京の数十分の一なのに、コロナの人口あたり感染者数が東京より多い宮崎県のコロナ対策は安定しているという評価なのか?
年度末になり、新型コロナ感染者数がまた増えてきました。
人の移動が増えてきているから仕方がない部分はあると思いますが、都合の悪いことは地元メディアでも言わなくなってきているんじゃないか、と感じています。
今日の東京の感染者数は14,525人で東京の人口は1400万弱ですので、10万人あたり100人程度であるにも関わらず、宮崎はその倍まではいかないまでも、それに近い程度の感染者数が記録されています。
宮崎県では医療緊急事態宣言も出されています。
夏頃の帰省シーズンにも、宮崎県では長い間、人口あたりのコロナ感染者数が全国最低であり続けていました。
県知事選では、現職はコロナ対策に成功したような口ぶりで選挙戦を繰り広げていましたが、これが対策に成功している県の感染者のグラフなのかと言いたくなります。
県外就職率が全国でも特に高い宮崎県において、帰省シーズンに入る前から感染者が増え始めて、「真面目な人ほど帰ってこれない」ような状態を今年の夏休みにも、この年末年始にも作った罪は非常に重いのではないかと思います。
医療緊急事態宣言も出ているなか、2023年も業界団体は賀詞交歓会を盛大にやるんでしょうかね? やばくなると、途端にメディアに顔を出さなくなる県知事が、業界団体以外の一般の県民から全く支持されないのもわかりますね。
県知事選挙では、現状の県政に対してすでに多くの県民の不満の意思表示がされるなか、これから先はさらに厳しい視線が向けられ、田舎の忖度ではなく厳しい意見を向ける必要がありますね。
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