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宮崎県の出生率は1.49 前年より0.14ポイント低下

宮崎県の出生率が前年より0.14ポイント低下して、1.49になったそうです。

国が5日に公表した去年の「人口動態統計」の概数によりますと、1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる「合計特殊出生率」は、宮崎県は前の年より0.14ポイント低い1.49でした。

全国で最も高かったのは沖縄県の1.60で、宮崎県は長崎県とともに全国で2番目に高い水準でした。

一方、全国平均は1.20と過去最低を更新し、最も低かった東京都は0.99となるなど、「合計特殊出生率」はすべての都道府県で前の年よりも下回る結果となりました。

NHKのニュースから引用

出生率の低下は全国的な傾向ではあるものの、昨年も2位であったものが長崎に追いつかれてしまったのか、という感じはありますね。

1人の女性が産む子どもの数の指標となる出生率は、去年、宮崎県は前の年よりも0.14ポイント低い1.49となりました。
「再来年までに1.8台に引き上げる」という県の目標の達成は厳しくなりつつあります。

NHKのニュースから引用

宮崎県は重点施策として全国一を目指すというような目標を掲げていましたが、むしろ数値は悪化する結果になりつつあります。

宮崎県内で産婦人科医院が減少している、という話。 という記事でも書きましたが、県知事の在任中に県内の産婦人科数を半減させるほどこれまで全く無関心であったのに、政治的なトレンドで「子育て」が盛り上がったからと言って、安易に簡単に達成できそうな目標を掲げた役人知事らしい結果ですね。

少子化に関しては、率ではなく出生数を上げることが大事だと思いますが、若い人の県外流出も止まらない上に、出生率も下がっています。

このほか、去年1年間に生まれた子どもの「出生数」は、宮崎県は前の年から634人減って6502人となり、過去最少を更新しました。

また、去年1年間に県内で死亡した人は1万6212人で、死亡数から出生数を引いた人口の「自然減」は9710人となっています。

NHKのニュースから引用

このペースだと、昨年12月時点で103万人台でしたから、若者の県外流出や高齢者の減少加速もありそうですから、人口も現知事の任期中に100万切る可能性も高くなってきましたね。

タイトル画像は、画像生成AI (PowerDirector365)で作成した
「お金もなくて子供が産めない若い夫婦」
です。

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