今日 3月13日付の時事通信の記事に隣県熊本の非常に羨ましい記事がでていました。
資本集約度の高い産業の誘致がほとんど進んでいないどころか、むしろ撤退が進んでいる宮崎県民としては、非常に羨ましい限りです。
中国とのデカップリングなどの国際情勢の変化によって生まれた「数十年に一度」とも言われるチャンスを確実に熊本県は掴みつつあるということで、なんとかその波に宮崎県も乗って欲しいところですが、半導体産業の集積度も熊本県には遠く及ばないのですし、県知事は宮崎牛しかアピールできないので直接的な波及効果は期待できないですかね。
とは言え、第2工場も近隣で作りたいという話もあるようなので、一応どういう土地が半導体工場に適しているのかということを ChatGPT で勉強してみました。
Q. 半導体工場の立地に最も適した場所の条件とはどんなものがあるでしょうか?
水質や電力は九州管内であれば、それほど差は出ないはずですし、地震や洪水のリスクが少ないことという点に関していえば、むしろ最近は熊本のほうが地震が多いですし、火山も近いですから宮崎でも不利にはなりにくいでしょうか。
やはり交通の便の問題と、労働力の確保が難しいというところが難点です。そのデメリットを上回る規制緩和や税制優遇を打ち出すことができればいいですが。
大規模な半導体工場の建設が直接的には無理でも、波及効果を期待して、その周辺産業で地域で増やすべき産業もあるはずです。その辺をまたChatGPTに聞いてみました。
Q. 半導体工場の近くに立地することで相乗効果が生まれそうな製造業はなにかないでしょうか?
宮崎県では、プラズマディスプレイ工場は市場の縮小でなくなり、太陽光パネルの生産も打ち切られるなどしてます。あまり高度なものは地域の技術集積度も高くないため難しいかもしれませんが、熊本の隣という物理的な近さを生かした、中規模の製造業は持ってくることもできるかもしれません。
こちらの記事でも書いた通り、農業や宿泊・飲食業ではあまりに資本集約度(労働生産性)が低すぎて、成長産業にはなりにくいので、なんとかして熊本の隆盛にも乗って、製造業で地域の安定した若い人たちの雇用を生み出す努力をしてもらいたいものです。