見出し画像

めちゃめちゃ勉強したら内閣総理大臣になれた!?そんな日本のすごい時代!

こんにちは。
宮崎です。

理系出身なのですが、歴史小説も好きで、その中でも一押しなのが「坂の上の雲」です♪

衝撃だったのは、
勉強して、東大(昔は帝国大学)に入って内閣総理大臣になる!
という夢というか、志の高さ!

みなさんは、そんな志を持ったことありますか?
そして、今そんなことを言っても、「ムリムリ」と思いますよね!

が、しかし、日本を良くするために勉学に励み、帝国大学を目指し、新しい日本をつくろうという人たちが過去にいて、日本のためにとことん努力した結果が今の日本のもとを創り上げていることはご存じでしょうか?

今日は、そんな激アツな人たちがいた時代の話を書きたいと思います♪


明治維新後の日本背景

坂の上の雲は、明治維新後からスタートします。
その時代に何が起こったかというと、1871(明治4)年8月、新政府はえた・ひにん等の称や身分 の廃止などの旨を記した太政官布告を発し、いわゆる「四民平等」が実現しました。

一方で、今まで決まっていたものが急になくなった時代は、人によって捉え方に差があり、優遇されてきた人は不平を、優遇されてこなかった人は新しい社会を歓迎し、今まで生まれた環境的に不可能だったはずのことが可能になりました。

学校にも今まで入れなかった人が試験をうければ入れることになり、チャンスがなかった人たちにも勉強できるチャンスが訪れ、身分を自分の努力で変えていけるという可能性が生まれたのがこの時代です。


勉強したら内閣総理大臣になれるのか?

「自らが国家を担う気概を持ち、その意識を疑うこともなく政治・軍事・学問など各々の専門分野において邁進した」と著者の司馬遼太郎さんがいうように、登場人物たちは、自分の努力があたらしい国家をつくることに1ミリも疑問がありません。

実際のところ、外国にどんどん留学し、その知識を日本に持ち帰った人たちが国の重要ポストについて、その人を中心として国家組織が作られていった経緯があります。

内閣を作った伊藤博文も、その知識、外交力は海外留学の賜物といわれています。

新しい国家を自分がつくるという高い志が、この日本国家をつくったのは事実ですよね。

月にいくために、飛行機を改良したから月に行けたわけではない。
月に行けると考えた人が、月に行くための乗り物をつくったからロケットができ、人類は月にいけたのだ。

という言葉もあるように、描いた人がいたから現実になった。

可能性とやる気と夢と志が溢れる時代が日本にあったのかと思うと、いまでは考えられないなと本を読んでいて感動しました♪

今だからこそ大切にしたいこと

「望んだことが努力で現実になる」という圧倒的な信念を持つ人たちが、今の日本をつくったというのは紛れもない事実ですよね。

明治維新までは、刀をもって戦っていた日本が、軍艦の戦いてロシアのバルチック艦隊を撃破するまでの軍事力を手にしたり、各国と引けを取らない交渉力・外交力を身につけて政治をできるようになったのは、たった30年ほどの期間での変化です。

その急激な変化は、それを望む人が現実にしました。

一方で、大きく望むことを今の日本人はあまりしないように感じています。

出る杭は打たれる
目立つと叩かれる

どこかそういう空気があって、大きなことを言わないようにしてきているようですよね。

でも、かつて日本人が急激にこの国家を作ったように、一度描いたことを現実にする力がわたしたち全員にあるとしたら、それはとてもすごいことだと思いませんか?

大きく描いて、望んで、それに対してまっすぐ努力をしていくこと。

それは実はだれにでもできることなのではないかなと感じます。

まずは、自分の人生をもっと望むところからはじめ、大きく描いてみてください。

その描いた未来が自分をそこまで引っ張っていってくれるかもしれません。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?