飛距離は正しいスイングから(飛ばし屋への道#2)
宮崎ケーブルテレビ「ゴルじゃんTV」の「飛ばし屋の道」第2回です。
前回の模様は下記からご確認ください。
最新計測機器「SKY TRAK」で高木さんのショットを計測しましたが、その前に、加藤伸二プロ(光成ゴルフアリーナ)から、高木さんのスイングチェックが行われました。
加藤プロによるスイングチェック
加藤プロ「ドライバーの打ち方としては全然間違ってないんですが、ちょっとアッパーブローに打ちすぎてます。ティが高い方がレベルに打ちやすくなると思います。なので、ティは一番高いのでいきましょう」
加藤プロのアドバイスに従って、ティを高くした高木さん
加藤プロ「高いティになったので、あまりアッパーにせず、上から打ち込むのもよくないので、注意してください」
ここで、バニー監督より
「あのー、あの、計測器(SKY TRAK)に出てた『ボールが近い』という表示なんですが、どれぐらいまで離れたらいいですか?」
という質問が。
加藤プロ「私がこの(高いティに乗った)ボールを打とうとするなら、(高木さんの立ち位置より)全然後ろですね。」
バニー監督「よくグリップからから拳(こぶし)2つ以上は離した方がいいとは聞きますね」
加藤プロ「ですから、おそらく最初の構えから10センチ程度は離れていいかなと」
加藤プロのアドバイス通りに立ち位置を決める高木さんですが.......
「と......遠い......」
バニー監督は「いや、普通です。そっちの方がぜんぜんいい!」。
高木さんは「え〜.......」と言いながら、立ち位置で素振りをします。そこで加藤プロがすかさず「ちょっといいですか」と入ってこられて
加藤プロ「やはり今の素振りでも、すこーし煽る傾向が出てきているので、もう少し、こう、飛球線の真後ろぐらいからクラブを持ってくる感じで。あんまりこう、下からカチ上げないような感じがいいです」
バニー監督からも
加藤プロ、バニー監督双方のアドバイスを頭の中で整理しつつ、素振りをしてみると
これもなかなかの高評価。
バニー監督「今、どうした?」
と聞くと
加藤プロ「スイング的にはいいですね」
バニー監督「よし、それでは実際に打ってみましょうか!」
いよいよ改良スイングでのショット!
実際にボールを置いて、アドバイス通りのショットを放つ高木さん
バニー監督「ちょっと右に押し出しましたが........おー!今までの最長記録がでました」
バニー監督「262ヤードですね」
加藤プロ「ヘッドスピードは変わってないですね」
バニー監督「クラブのヘッドスピードは42.4......ボールスピードが若干上がってました......61.6」
加藤プロ「その結果、距離も出てますね」
バニー監督が高木さんに感触を聞いてみると
高木さん「今までで一番、芯食べてました(笑)」
新しいフレーズが誕生しました。
「芯を喰う」ではなく「芯を食べる」(笑)
バニー監督もそれを受けて
「まずは芯を食べること、そのためには、スムーズなスイング軌道ということですよね」
加藤プロ「そうです。正しいスイング軌道ですね」
スイングをモノにするため、練習は続く
加藤プロ「ボールとの距離がだいぶ遠くなったんで、打ち辛さはあると思います」
加藤プロの指導により、高木さんのスイングの改良はできました。しかし、。それでも今回の目標(目標280ヤード)にはあと20ヤード足りません。どうしたら飛距離の伸ばせるかの具体的なアドバイスを加藤プロに尋ねてみると......
「まず、ヘッドスピード。これが今平均42出てますが、これを45から46ぐらいまでにあげることでしょうかね」
バニー監督は高木さんは「今、どれぐらいの力加減で振ってますか?」と尋ねると
バニー監督「まだそんな余力を残してたんですか?見た目にはもう満振りに近いという感じで振ってるでしょ、そんなウソついちゃダメですよ」
バニーさんのツッコミに、高木さんはボールを指差して
「ちょっと、振っていいですか?」
高木さんの全力ショットが炸裂。
バニー監督「ナイスショット!。あ!これキタんじゃないですか!」
加藤プロ「これはいいですね。素晴らしい」
バニー監督「なんと、飛距離277ヤード!!。ヘッドスピードが43.8。ボールスピードが63.5。バックスピン3080ですが、まぁ、全然悪くないですね!」
しかし、ここで加藤プロの厳しいチェックが入ります!
加藤プロ「ただですね......スイング的なことを言いますと、今、ボールにかなり近かったんですよ、で、近い姿勢からスイングしたときに、目一杯体起こすんですよ。そこで帳尻を合わせて、スピードを上げて、芯を捉えているってことで」
加藤プロ「なので、正しい距離に立って、今までのスイングをすると、全部先っぽにあたってしまうのですよね」
バニー監督「なるほど......今まで近かった分、起き上がらないと芯に当たらない。今のは自由に振ったから、たまたまいい角度で当たった」
加藤プロ「そういうことになりますね」
高木さんにさっきの心境を聞いてみると「気持ちよく振りました」と。でもその気持ちよくの感覚では「100回に1発しかベストショットはでない」ということになります。
バニー監督「(高木さんに向かって)でも、飛距離を毎回出したいんですよね?」
高木さん「はい。コンスタントに、安定して」
バニー監督「ということはやっぱり今までのスイングを見直しなさいということですよね。」
バニー監督「だって(SKY TRAKの画面を指差しながら)、ここに出ちょるちゃから、『近いです』って、(実際に)見ちょらんのに(笑)」
ボールとの距離を簡単に測る方法
ボールとの距離を簡単に測る方法としては
ドライバーヘッドをボールに合わせて
グリップエンドが足のかかとにくるぐらいがちょうどいいボールとの距離になります。
それでも高木さんの修行は続く
計測機器である「STAR TRAK」を外し、アドバイスを受けた新しいスイングフォームを自分のモノとするため、高木さんの修行は続きます。
しかし、アドバイスを受け、頭でわかっていても、いざ、距離を取って立ち位置に立つと、まぁ、こうなりますわね。
しかし、この後の高木さんのショットが素晴らしいナイスショットだったのです。
しかし、残念ながら「SKY TRAK」を外した後だったので、計測できず.....。
非常に残念なことしました......
今日の結論としては
これに尽きますね。
「ゴルじゃんTV」は宮崎ケーブルテレビ(MCN)コミュニティチャンネルで、隔週金曜日(月2回)金曜日21:30他で放送中です!
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