マガジンのカバー画像

三宅ノート2

33
運営しているクリエイター

2015年4月の記事一覧

物語は始まる。

小説の中で起こっている物事が、深く自分自身の現在とシンクロする時、

もはや小説は小説ではなく、人生の一部となっている。

架空であったものが現実に浸食し、

現実であったものが架空に取り込まれる。

その無限の連鎖と循環が始まるときに、物語は始まる。

プログラミング・ガール

https://www.facebook.com/youichiro.miyake/posts/10206600727355636

「プログラミング・ガール」という企画を考えてみた。コンピューター・サイエンス・フィクション。

専門の掟。

自分のヴィジョンの傘に入らなかったものが手に入ることはない。

自分のヴィジョンの緻密さに欠けるところは、抜け落ちて手に入ることはない。

壮大にして緻密であること、

それでいておおらかで清々(すがすが)しいこと、

それがやがておまえが手に入れるべき沃野となる。

それが専門の掟である。

無数の知識が私の中を突き抜けて行く。

私は長い間、知識は自分の内側に貯め込むものだと思って来た。

それによって私は賢くなるのだと思って来た。

学校でもそう習ったし、確かにそう思えることもあった。

でも、私という存在は、

知識がそこに入って、外に抜けて行く存在なのだと思った。

つまり、私という存在は知識の通り道なのだ。

入っては出て行く。

出て行くということは、行動する、ということだ。

情報が入り、記憶となる、そして賢く

もっとみる