臨時休校中の学習支援について気になっていること

 来週から学校再開になるかと思った矢先に5月6日まで臨時休校の延長が決まりました。予測不可能なこのような時に、児童生徒へ何ができるか考えて動いた1週間でした。
月曜日
 図書館の本の中から読ませたい本を数冊ピックアップして貸出の準備。
 小4算数の教材研究。1単位時間で学ぶ内容が中学数学と比べて少ないと感じつつ、丁寧な指導をしているのかな。と改めて気づきがありました。

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火曜日
 午前中は先日同様算数の教材研究。1名しかいない生徒にどのようにして多様な考えを見出すのかについて、いろんな先生方と相談しました。架空キャラをつくって対応できるか検討していくかな。アイデアある方は教えてください。
 午後は、地域散策を兼ねて身近にある教材を探してきました。学校に戻ってからも校内のiPadのセッティングを進めていきました。

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水曜日
 課題のラフスケッチ完成。zoomとLINEとeライブラリの3点セットで展開することにしました。ただし、児童生徒のICT環境はこの段階では把握できていない…
 公教育として端末を学習に活用できない生徒がいた場合はどうするか問題はいつも話題になりますが、そういう場合は貸し出すことも想定しています。通信環境については、島には2種類のfree WiFiが整備されているので、基本どこからでも繋がると考えています。接続が難しい場合の対応については、また後ほど…

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木曜日
 iPhoneSEの情報から始まった木曜日。午前中は、校内のネットワークに負荷をかけても耐えうるか実験しました。iPad5台でiTeachersの動画を最高画質で視聴することにしました。結果、Youtubeの動画ならストレスを感じることなく運用できることもわかりました。また、zoomの接続テストも行ないました。LTE接続・校内のネットワーク含めて7台を接続しました。遅延もほとんど見られることもありませんでした。次回は、校外で試してみたいと思います。
 午後もzoom接続の件で問い合わせがあったり、eライブラリを家庭学習で活用するための資料づくりで時間終了。

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金曜日
 来週配布する課題の準備にほとんどの時間を充てました。生徒それぞれに対応できるように印刷。それぞれの端末に必要なアプリのインストールとIDとパスワードの配布。職員にもzoomの紹介をしました。来週から先生方も使えるように研修をしていこうかと思います。

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 という流れで、本校の生徒の「学びを止めない」ために
・各教科からの紙媒体の課題(教科書は配布済)
・購入した副教材の活用
・eライブラリの家庭学習(ドリル学習)
 を準備してみました。
生徒は今までと違う課題に対して、どのような反応があるか?
教師は課題をより円滑に進めていくために、どのような仕掛けをするか?
来週に続きます…

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