【富山初!】大規模オンラインイベントやってみた!#新米ファシリ目線レポート
お久しぶりです、あびです。今日は社長のかばん持ちでここ2ヶ月間ほど取り組んでいたイベントについてです。
公式のイベントレポートは別でも書いているのですが、今回は私個人的な目線で書いてみました。
いろんな意味で初!初!初!
先日4/21に富山初!の大規模オンラインイベントを社長のかばん持ちでお世話になっている会社で開催しました。
その名も
です。イベントの中身はいわゆる就活イベントで、新型コロナウイルスの影響で会社説明会等が中止となり採用活動ができなくなってしまった地元企業と就職活動が停滞している学生の双方をITを使ってサポートするために開催しました。
富山では初の大規模オンラインイベントであり、富山県内の企業を対象としたオンラインイベントという意味でも初であり、富山県の地元の学生を対象としたイベントでも初であるというもう初づくしのイベントになりました!
最高同時接続数30突破!!
なんと最高同時接続数は30を突破し本当にたくさんの方に来ていただきました!
ご参加してくださった、みなさん本当にありがとうございました!
さて、私はこのイベントの企画から関わらせていただました。今回のイベントは地元テレビ局との共同企画だったこともあり、テレビ局の方とイベント告知用のCMの企画をさせていただいたり、ご参加くださった企業とのお打ち合わせに参加させていただいたり、と本当に貴重な経験をさせていただきました。そして当日は初めてのファシリテーションにも挑戦させていただきました。
初めてのファシリが生配信のオンラインイベントということで緊張もしましたがそれ以上になぜか自分のなかでワクワクが上回っていて、参加者の誰よりもこのイベントを楽しんでいたんじゃないかなと思うほどでした(笑)参加者を置いてけぼりにしていなかったかちょっと反省です😅
富山初のオンラインイベントのウラ側トーク①
オンラインイベント開始30分前。参加企業のみなさんと本番前最後の打ち合わせがありました。実はこのときに初めてZoomでそれぞれの場所からミーティングルームに参加しました。時間になりルームを開場すると続々と企業さんが入室。
このとき初めてZoomを使う方も多くミーティングルームは大人たちがわちゃわちゃ(笑)
画面に映る姿を見てめちゃくちゃ盛り上がっていました!!
正直言うと打ち合わせの開始時間が少し押してしまったのですが、そんなことは私的には全然気にならなくて、それよりも開始時間が押しちゃうぐらいにオンラインという体験に盛り上がってくださったこと、オンラインでもこうやってつながれる、コミュニケーションができる、という体験を味わっていただけたことが何よりも嬉しくて、子どものように騒いでくれている大人たちの姿を見て私はニヤニヤが止まりませんでした😂
やっとここまでこれたー!!
と内心思っていました😂
富山初のオンラインイベントのウラ側トーク②
さてさて、打ち合わせは無事終了し、開場時刻に。続々と学生が入室します。
ここからはイベント後何人かの方に聞かれていた「どうやってZoomでこの規模のイベントのファシリをしたのか」について書きます。
正直新米ファシリがこれを書くのは恐れ多いのですが、新米ファシリ的な解像度で感じたことを書いてみようと思います。
(1)チャット欄を活用するべし
今回のイベントはオンラインでの進路・就職相談会であり企業に対して複数の学生が会社説明会のような形で交流するイベントでした。オンラインでは多少なりともラグが発生するので質問をするタイミングが難しいこともあるので、チャット欄を活用してもらうよう参加者の方にご協力いただきました。
*よかったこと*
基本的にほとんどの方がマイクをオフにしているので音声のリアクションがありませんが、チャット欄が盛り上がっていると音声ではなくても話し手にとってはリアクションがあることに安心感がありました。
(2)ビデオはオンオフを上手く使いこなした方がいいときもある
企業と学生の相談会なので顔が見えた方がお互いにとってリアクションが読み取れるのでいいだろうと私は思っていました。しかし、今回のイベントは休憩なしのぶっ通しで2時間の長丁場のイベントでありました。ですが、ありがたいことに2時間ずっと参加してくださる学生の方が多くいらっしゃいました。
私もファシリとして2時間ほぼビデオオンの状態でしたが、実は2時間のイベント終了後疲労感がすごかったです。
なんでだろうと考えて私なりに思ったことは
・画面上で参加者の顔が一覧できる
・ビデオオンにしているとそれを表すライト(パソコンのインカメラの横についているライト)がずっと点灯している
以上の2点から普段のオフラインイベントのときよりもずっと"誰かに見られている"という意識が働くのでいい姿勢を保とうするので同じ姿勢が長時間続いて体が痛くなる
ということです。オフラインのイベントでも人に見られている意識はあるので気を張ってはいますが、ずっと同じ姿勢を求めらることはあまりないと思います。ただオンラインの場合は基本的にカメラで一方向しか撮れないため、
「そのカメラが写しているところ=相手の視線から見えているところ」
となるのでそれに合わせてどうしても自分の姿勢をずっと維持しなければなりません。
イベントの趣旨的にビデオオンが推奨だと思っていたのですが、基本的にずっと聞きっぱなしである学生の方のことを考えるとビデオはオフでもよかったんじゃないかなと思いました。
ただこれはあくまでもチャット欄が大いに盛り上がっていることが前提かなと思います!!
チャット欄が盛り上がっていない中でビデオとマイクが共にオフだと、企業の方やファシリにとってかなりつらい状況だったと思います。(何も相手からのリアクションが得られないので💦)
*参考記事*
(3)バーチャル背景を効果的に使うべし
今回のイベントで私が一番驚いたのはある企業さんがバーチャル背景を活用していたことです。
富山県でも緊急事態宣言が出されているので自宅から参加する企業さんも多く、会社のロゴ等を掲げられない等の問題もありました。
ただ、ある会社の社長さんはバーチャル背景に会社名を載せたり、エントリーサイトに直結のQRコードを貼り付けて会社について説明をしたり、質問に答えながらリアルタイムでエントリーできるしくみをつくっていらっしゃって、これは革新的!!と思いながら見ていました!
今あるテクノロジーをどう使うことで効果的・効率的になるのかを考えることの大切さを感じました。
イベントを終えて
今回のイベントは富山初の試みであり、私にとっても初めての試みでした。
まさに0→1づくりであり、この企画に携わらせていただけたことは私にとってとても大きな経験となりました。
そしてたくさんの方がご参加してくださり、ありがとうございます。
私個人的には今回のイベントはただの"就活イベント"ではなく、
「オンライン体験」を富山の方にしていただくきっかけづくりでした。
なので"就活イベント"としつつも、ぜひとも社会人の方にも見ていただきたいと思っていました。
結果、社会人の方にもたくさん見ていただけました。
イベント終了後、たくさん反響をいただいたり、就活系や進路相談系オンラインイベントが県内外各地で開催されるようになりました。
バイトで目の前のお金を稼ぐことに精一杯だったときには感じられなかった体験でした。
もちろん、バイトで目の前のお金を稼ぐという経験も私にとってはとても大事でした。お金を稼ぐことがいかに簡単なことではないかという経験になったからです。
ただ、バイトでは感じられなかった経験が今回少しばかり感じることができました。
それは
自分のやったこと(仕事)がスケールしていく感覚です。
きっかけづくりの0→1がたくさんの方から反響をいただき、オンラインイベントが各地で開催されるようになりました。
パイが大きくなる。市場が大きくなる。ということです。
正直言うとこの感覚を味わうと、もうやめられなくなりそうです。
新しい体験の提供でみんなをワクワクさせたい
やっぱりこれに落ち着きそうです。
さてまた次の0→1づくりが始まります。
次は誰をどんな体験でワクワクさせようかな。