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リリック with エッセイ

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オリジナルのリリックにエッセイを添えて・・・。
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2021年2月の記事一覧

原風景のありがたさ

ふるさと。たとえ都会生まれ都会育ちでも、生まれ育った場所は、ふるさとで間違いない。成長するにつれ、様々なものを身につける。知識、経験、処世術。それが、ビジネスや仕事には欠かせないものになる。でも、その一方で、それが重荷になることはないだろうか?そんなとき、ふるさとに想いを馳せてみたい。自分の欠損を埋めたくて、ひたすら背負い続けたものを一瞬でも、下ろすことができるかもしれない。 四国愛媛八幡浜市の風景に、その想いをのせて。 「原風景へ」 こころ裏腹 現世(うつしよ)に 帰

すべて、夕陽に溶かして。

四国愛媛の西にある港町、八幡浜。大都会のキャリアウーマンから、Uターンして主婦へ転身。忙しい日常を、笑顔で乗り切る女性は何をモチベーションにして頑張るのか?ダンナ、子供のため?それも当然だろう。しかし、一番大切なものは、ありのままの素直な自分をキープすることかもしれない。嬉しいことも、辛いことも受け入れて。 「すべて、夕陽に溶かして」 パートの帰り 夕陽に染まる 街を抜け 埠頭のマルシェへ ハンドルを切る 献立 掃除 エトセトラ 日々のルーティン 心にアクセル 上げ膳据え

もう一度、ヒーローになれ。

むかしの同級生には、誰かしらヒーロー的な人気者がいたはず。ガキ大将的な者、秀才的な者、イタズラ好きな者、さまざまなキャラが輝く、その道のヒーロー。もちろん、主役がいれば脇役もいる。そんな脇役だった私から見て、憧れのヒーローだった人物が、仕事に、ビジネスに、悩む姿は見たくない。「もう一度、頑張ってみなよ」と背中を押してあげたい。 「もう一度ヒーロー」 心の影 誰もが みんな持っている 気づいても 見えないふりをして 魔化している でもいつか 向き合う時がくることを 君は知ら

トンネルの向こう側

いま辛い、いま苦しい。ビジネスの中で苦難と向き合っている時間がある。結末は見えない。ただ、その瞬間に味わうことは必然かもしれない。人生の設計図通りに、コトは運ばれているのかも。しかし、プレーヤーにはそのカラクリは分からない。つまり、ただ苦しむ戦士たちなのである。 「To the future」 本当の自分に戻る その日まで 心から笑える その日まで 悔しさを押しこめた笑顔なんて 見たくない 満たされてない 作り笑顔・・・見たくない 街のショーウインドウが 映し出す 張

冬の終りに

人生、冬の時代があれば、春を謳歌する時代もあります。ただ、いつ冬の時代が終わりるのか・・・厳しい時代の先が見えない不安、いつかは楽になってほしいのに叶わないもどかしさ、それらを抱えたまま日々を過ごす人は多いことでしょう。ひとり、とじこもったままで、いつか日が昇るだろうと潜在的に、淡い期待を抱えているのではないでしょうか?「自分を許す」まえに、普通なんて無意味であり、人の言う常識は自分にとっての非常識、とわりきることも必要・・・そう感じています。人の言葉に左右される必要はないと

あなたらしく

「あなたらしく」 あなたのことを 祈っているよ あなたらしく 生きてゆくこと 迷っても 迷っても 心に向き合い そして素直に 時には 常識を超えていいから 誰も知らない あなた自身に尋ねよう 私は 何者? 何をなすため 生きているの? 私は 幸せ? 人に幸せ 届けているの? あなたのこと 信じているよ                        ウソいつわり ついてないこと 疑って 疑って 自分に向き合い 本当なのかと キマリや 規則なら超えていいから 自由なままで 

人生コレクション

生き急ぐという言葉があります。時折、自分が何を求めてこのビジネス、この仕事をしているのか?ただ日々を同じように過ごすだけ。そんな感情も人間なら当然です。「これでいいのか?」という否定的な疑問でなく、人生のコレクションをゆっくり・着実に増やしているだけ。そう考えていいのかもしれません。 「人生コレクション」 冬の朝 白い息 吐きながら 自分の 歩く道 見つめる どこに つながって どこへ向かって いるのか  分からない もしかしたら 分かろうと しないだけ いつもの時間 い

輪廻転生

自分にあった仕事、ビジネス。それに巡り逢えた人は幸いかもしれない。多くの人は、やりたいことを我慢しながら、何かのため、誰かのために働き続け、生涯を終える。死に際に、「もっとやりたいこと、すればよかった。失敗なんか恐れずに・・・」と思うかもしれない。そして、輪廻転生を繰り返すのだろうか。 「理想への旅」 これまでの すごした歴史 振り返ってみる 特別なことなんて 何もなかった 平凡な日々 それが幸せと いうものなのか 私はどこへ 行くべきなのか 何を求めて 生きてゆくのか