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番外編-10、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。蜜に組まれた試合を、上手くこなしていけるか、ガナーズ、の巻。

蜜に組まれた試合を、上手くこなしていけるか、ガナーズ、の巻。

【11月29日】富安は、ロンスに快勝のチャンピオンズ・リーグ戦で、リバプールの背番号66(TAA) と見間違えるような活躍をした。
2アシストである。

【12月2日】プレミア・リーグのウルヴズ戦でも、<彼は今、最高の状態に戻りつつあり、RSBの座をホワイトから取り戻した>と、1ファンは嬉しく思っていた。
しかし、彼はセカンド・ハーフで、ふくらはぎ辺りを痛めて交替。ただのDead Leg(デッド・レッグ、疲れた脚)であれば良いと、思っているが、また筋肉系の怪我のようだ。
今回は、アーテッタも脚の悪化を防ぐため、直ぐに交替させた。これからも、3日間に1試合という蜜な試合予定があるので、彼が良い選択をしてくれて嬉しい。
今年のアースナルでは、どのポジションにも、あまり質の落ちない選手がベンチに座って居るので、一人の怪我がチーム全体に影響する事は無い。
これで、RSBティンバーが復活してきたら、アースナルは盤石ではある。
しかしながら、そうなると、富安はLSBになるのか、あるいはライスと共にCMFを構築し、ライスがもっと前に出るプレイが出来るようにするのか??
DFで、サリバと守るという選択肢もある。
1ファンは、今後のアーテッタの采配に期待している。
富安には、<どのポジションもやれるが、どこでプレイしても並>、という選手にだけはなって欲しくない。
富安といい、三苫、遠藤、南野とか、昔のような<客寄せパンダ>扱いではなく、実際にプレミア・リーグ上位チームで活躍する姿を見ていると、1ファンは感無量になる。
こんな時期が来るとは、10年前には考えられなかった。これからも、日本選手達はやって来るだろう。楽しみだ。
 
【12月5日】アウェーのルートン戦。
再度プレミア・リーグに上がってきたチームで、侮れない。今季、リーグを制覇する為には、この様なチーム(失礼、ルートン・ファン)に、ポイントを落とすことは許されない。

富安は、またふくらはぎの怪我で、せっかく競争に勝ち、ホワイトから奪い返したRSBのポジションを彼に戻してしまう。
この試合ではベンチにも入っていなかった。
ホワイトが、この機会を逃すことはない。アシストを上げ、自分をアーテッタにアピールした。
富安は自らを苦しい状況に追い込んでしまったのである。筋肉の怪我は、再発が頻繁に起こるので怖い。

今日のルートン戦は、苦しい展開であったが、ライスの劇的過ぎるヘディング・ゴールで4:3で勝利。
彼に付いた £105m のプライス・タグは、既にアースナルは元を取ったと、1ファンは確信する。
今季、ここまで毎試合、彼がグーナー達を失望させたことはない。その上に、彼のゴールは、シーズンを左右するような重要なものばかりである。言っても仕方ないことだが、昨季に彼がガナーズだったら、シーズン終了間際の<もたつき>も起こらず、優勝していただろう、と1ファンは残念に思う。

先に、富安とホワイトの競争について書いたが、1ファンは、未だに何故アーテッタがラヤを取ったのか理解できない。
彼は、最近の試合ではミスが多く、今日の試合でも、ライスの雄々しい働きが無ければ、2ポイントを失っていたところである。
どのポジションも、競争が激しい方が選手の成長を促進させるという意味では、同じポジションで競争させる、というのがアーテッタのアイデアなのは分かる。
それは、アウト・フィールドの選手達ついては成功するかもしれない。
しかし、ゴールキーパーのポジションには当てはまらない。正ゴールキーパーは、毎試合に先発するべきであり、2番手のキーパーは、何か起こった時の為のサブで、同等の能力である必要はない。
ラヤとラムズデールに限って書けば、前者の方が優れていると思われていた、スイーパー・ゴールキーパーとしての能力が、本当にラムズデールより良いのか??
答えは<No>である。
これは、1ファンだけの意見でなく、多くのグーナー達も同様に考えていると思う。
アーテッタの頑固さが、優勝争いのトップを狙える今のアースナルを作り上げたのは、認める。
が、その頑固さが仇になり、先発キーパーをラムズデールに戻すのが遅くなるのは困る。マルティネスをアストン・ヴィラに売り、<ボールを持つと危険な匂いがプンプン>のレノを残した、という失敗は繰り返して欲しくない。自身のプライドを、たまには家に置いてきても良いだろう、と1ファンは望んでいる。

次戦は、今夜(12月6日)、Man C に勝利し調子に乗っている、アストン・ヴィラとのアウェー試合である。今季もまたマルティネスの<お手伝い>を期待することはできない。監督もアースナルを追い出されたウナイ・エメリーで、彼もこの試合には思うところもあるだろう。
またアーテッタが、自信喪失状態のラヤを先発させ、最悪の結果を招かないことを祈る。
ラムズデールの反発力に期待したい1ファンである。

ではまた。

アースナルK(クリエーター名)

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