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88、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。 大きく引いた波が、Man C戦に勝利の津波を起こすことが出来るか、ガナーズ、の巻

88、大きく引いた波が、Man C戦に勝利の津波を起こすことが出来るか、ガナーズ、の巻

オフサイド・ゴールをゴールと認定されて、ブレントフォード戦で2ポイント落としてしまったアースナル。残念な結果に終わった。1ファンには納得がいかない。
レフリー、監督、元プロ解説者、及びVARすらも、ハッキリとサッカーファンに説明できない現在のオフサイド・ルール。
10人いれば10の解釈がある難解なルールなど撤回して、昔(1ファンにとって)のシンプルな<ゴールキーパーとディフェンダーの間に居るオフェンスの選手が、そこでパスを受けゴールした場合>は、全てオフサイドで帳消し、で良いではないか??
ゴールしなくても、<ゴールへ向けて飛んできたボールに、シックス・ヤード・ボックス内で、キーパーとDFの間にオフェンスの選手がいた場合>もオフサイドであるべきだと1ファンは思う。
VARは、サッカーのプレイをシンプルにする為に使われるものであるべきだ。
こう思っているサッカー・ファンも多いと思う。あまりにも難解なルールになりすぎた。

書いていて、一つの例を思いだしたので下記する。
1月のMan U vs Man C戦で、ラシュフォードが全面的にゴールキーパーとDFの視線を惹きつけ、Man Uの選手も彼の方にパスを送っていたにも関わらず、ボールには触っていないし、プレイにも影響は与えていないという理由で、<キーパーの死角から走り込んできた>フェルナンデスのゴールが成立した。
その上、ラシュフォードは最後のDFの前に相当出ていた。ここでサイドのレフリーが旗を上げていないのもおかしい。
キーパーはボールとラシュフォードの方に気を取られていた。ラシュフォードがキーパーのプレイに影響を与えていたのは明白だったと、1ファンは思う。影響していた場合は、規則上は ノー・ゴールのはずだと理解しているのだが、これはゴールとして認められた。オフサイドでノー・ゴールにならなかったのは、どう考えてもおかしい。
この試合は、アースナルにとっては都合の良い結果で終わったのだが、グーナーではなく、1サッカー・ファンとしてみると、納得のいかないルール解釈だった。

さて、今季最大のSix Pointer(シックス・ポインター、勝敗によって6ポイントの差がつくような大試合)のMan C戦。
負ければ得失点差で首位が入れ替わるという試合である。消化試合はアースナルが1試合少ないのだが、消化していない試合はどう転ぶか分からないので、ホームのこの1戦目は、どうしても勝っておきたい。
1ファンが一つだけアーテッタに懇願したいのは、左FWでトロサールを先発させてほしいという事だ。
彼が先の試合で得点したからというよりも、マーティネリに疲れが見えるので、トロサードが相手SBを足技で疲れさせた後に、速いドリブルで抜いていくマーティネリを出していくという作戦は使えないだろうか??
ホワイトに替えて富安も先発させてほしい。今日のアーテッタのタクティクスは如何に??

Same Old Arsenal(何時ものようにプレッシャーに弱いアースナル)と言われる、他チームのファンからの嘲りを、笑って吹き飛ばしてやろう、ガナーズ。期待しているから。
今日からシーズンが始まると思って良い試合を見せて、アースナル。
今日ほど、12人目の選手が必要な時は無い。

【2月15日】試合開始。
4-3-3フォーメーション。

富安先発。先のFA カップで、グリーリッシュのトリッキーなプレイにも慣れ、ハーランドを抑えた実績を認められたのだろう。
中盤の抑えで超重要なパーテーが、急な筋肉の怪我で欠場。ジョージーニョを先発せざるおえなくなった。
彼が、すっかり赤に馴染んで、ジャカと上手く連携プレイが出来ることを、1ファンは切に願っている。
1月に、最重要だったMFを獲得出来なかったツケを、この試合で払わないことを祈るしかない。

【2分】まずは、ジャカの先制ジャブのようなロング・シュート。

【7分】Man Cのカウンター・アタックは怖い。ハーランドが居る。

【~10分】サカはシルバにテクニカル・ファウルを受け続ける。レフリーは早くイエローカードを出すべきだ。

【15分】マレのジグザグドリブルからのパスをハーランドがシュート。外れる。緊張感が1ファンの背中を走る。

【22分】エンケティアのフリーのヘディングはオフ・ターゲット。ジルーが居れば決めていただろう。惜しい。

【24分】嗚呼!❢ ゴール。1:0。Man C。
富安のエラーから、デ・ブルイネのスーパー・フィニッシュ。

【27分】富安が自分のエラーを帳消しに出来るチャンスを逃してしまった。ホームランを打つ。
その後、サカもビッグ・チャンスを外してしまった。
しかし、今季のガナーズはうなだれないで、攻め続ける。

ハーフタイム前に誰かが同点弾を放ってくれるだろう。

【35分】なんということか、この時間からMan Cの時間潰しが始まるとは!❢
キーパーのエデルソンがイエローカードを貰う。

【38分】ペナルティがアースナルに。エデルソンのファールだが、何故、彼は2枚目のイエローカードを貰わないのか?不思議だ。
ペナルティは誰が蹴る? 
サカかジョージーニョか?

【42分】ゴル、ゴル、ゴルゴ~~~~ル。1:1。
若き戦士サカがシッカリと決めてくれた。素晴らしい。

【47分】当然ながら、遅過ぎるイエローカードが、シルバに。サカは耐える。一流選手の証しである。

ハーフタイム。

富安のミスも、他の選手だったら、ゴールにはならなかったと思う。相手がデ・ブルイネだったのが不運だった。
その後の富安は立ち直りが早く、後を引かず良かった。
前半戦から時間潰しを始めるようなMan Cは蹴散らしてやろう、ガナーズ。

後半戦。

【48分】スローインの場所を変えたという、何でも無いことで、富安にイエローカード。10人になるのはMan C相手にはキツいので、早めに、ホワイトと交替させられるかもしれない。

【~55分】プレイのスピードは少し衰えたが、緊張感はある。

【57分】嗚呼!❢ ペナルティがManCへ。

ちょっと待て!! VARでオフサイド決定。ふぅ~~!❢ これはもう、VARへの因果応報である。

【65分】ビッグ・チャンス。オフサイドだったが、富安の素晴らしいクロスを、もう少しでエンケティアが決められるところだった。惜しい。

【68分】ジンチェンコのエラーから、ハーランドのシュート。守護神ラムズデールがビッグ・セーブ。危ない、危ない。集中力を維持しよう、ガナーズ。

【71分】嗚呼!❢ ゴール。2:1。Man C。
シルバ、ハーランド、クドガン経由で、ボールはグリーリッシュに。ボールは富安に少し触りコースを変えたようだ。今日は富安の日ではない。

【75分】マーティネリに替わりトルサード。

【79分】アースナルのペナルティ・アピール。VAR. No Penalty. 

【81分】ゴール。3:1。Man C。
狂気のデ・ブライネとハーランドのコンビネーション。
嗚呼!❢ 1ファンの肩が遂に落ちた。

試合終了。

チャンピオンの底力を見せつけられた試合だった。
今日のアースナルは、<前半戦では互角の4つ相撲を取り、横綱を土俵際まで追い詰めたが、後半戦に力の差が出て寄り切られた、横綱を目指す若手大関>というところか?? まだまだ経験不足であった。
今日ほど1ファンがジェズスを必要と思った時はない。
首位は得失点差で、入れ替わってしまったが、週末には取り返すチャンスがある。
そのアストン・ヴィラ戦で星を落とすことは許されない。キーパーのマルティネスが、ベスト・プレイヤーにならないことを願うばかりである。

敗戦にはガッカリだったが、またもや、アーテッタがやってくれた。17歳の MFアマリオ・コジアー・デュベリーを、この大試合でベンチに入れるという快挙を。彼の将来にとって、かけがえの無い経験となるだろう。
アーテッタは、今しか考えられない並の監督ではない。アースナルの将来を築こうとしている。

ではまた。
アースナルK
Arsenal Forever!
アースナルKの他のnoteもあります。



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