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遊びからITの世界へ、そしてネクイノへ


はじめまして。
株式会社ネクイノCTO 宮田延昌です。

はじめに
ようやく私自身が目指す、「抜本的な課題解決」へ向けた取り組みへのレールが前に見えてきたことを感じ、エンジニアリングの世界の楽しさや奥深さ、個人的な考えについてをもっと多くの方に知ってもらうためにnoteを始めることにしました。
皆さんにもあらゆる選択肢の中で自分が社会において提供できる最高の能力を発見してもらえるきっかけになると嬉しいです。

ITの世界への一歩
私が”IT・テクノロジー”に触れたきっかけは、Windows98を触ったことです。
まだ日本にはコンピューターの普及前、黎明期にあたる時代で、今の世の中では考えられない事かもしれません。
遊び半分でHTMLをブラウジングしながらアングラな世界やチャットツールなど当時では真新しい世界へと思春期の私にとっては別世界のような不思議な高揚感をそそられました。
赴くままでに試行錯誤しながら小さな疑問を紐解くように・・・気づけばどっぷりとテクノロジーの世界へとはまっていました(笑)。
次第にHTML・CSSを独学で学び、個人のHP作成を機に知人からも依頼されたり・・・。
知識があるだけでビジネスが成立するとわかり、将来はエンジニアになろうと決意しました。


何を成し遂げることが重要か?
大学卒業後、大手SIer企業で製薬業界のシステム開発からコンサルまで幅広く経験をさせてもらう中、依頼主との商談が増え、今までの考え方を大きく変えるきっかけを与えてくれました。
商談を繰り返していく中、ヒアリングを通じて見えてきたことは、依頼主の課題自体が表層部分だけで本来の課題は見えない部分に隠されていることがわかりました。
抱えている悩みは何か?本来の課題とは何か?私たちは何を成し遂げることが重要なのか?・・・。
ただ「依頼」されていることを実行するではなく、
依頼主の状況や気持ちを理解し、寄り添い、要望に対して深く掘り下げていうことで課題を整理し、要件へと落とし込む。こと
と考え、まずは相手の立場にたち、業務内容の理解と整理を行い、システム開発〜納品を行った結果、依頼主から感謝されることが増えてたのです。
当時まだ半人前の私にとって、依頼主から喜ばれるこの経験こそが、
「私の求めているもの」だ。と感じました。
これ以降私のエンジニアリングに対する考え方は、
「お金を稼げる」から「課題解決ができる」へとシフトした瞬間でした。
本当の意味でのエンジニアリングとは、課題解決を成し遂げるということ。
これは今も変わらず私の根幹の原動力となっています。


石井との再会・決意
根本的な課題解決を突き詰めていきたいという意思が強くなり、独立をしました。
独立後は、自社サービス開発やコンサルをメインに、MBA時代の先輩でありネクイノ代表の石井と再開し、オンライン診療サービス開発にも携わることになりました。
今までは、院内の情報共有システム・医療機関業務改善にフォーカスした開発がメインでした。
ネクイノは、「医療体験と空間」、つまり患者様と医療機関の両面の”想い”に目を向けて改善するという全く新しい発想からのアプローチです。
端的に話すと、患者視点と医師の視点の違いにより、この2者間の目的は共通するものの齟齬があり、この小さな「差」が双方が提供したい、されたいサービスのミスマッチを招いてしまう原因となっています。
見る景色が左からか右からかで大きく違ってしまうということなんですね。
次第に、ネクイノでのサービス開発を進めていく中で、
私の「エンジニアリング=課題解決」の熱い想いが大きくなり、あたらめて、患者様・医療従事者の間の抜本的な課題を解決したい!
という思いから決意に変わりました。
石井との再会がまた一歩私の追い求めるエンジニアリングとは?を後押ししてくれました。

Webで遊んでいたことがきっかけでのめり込んだ「IT」という世界。
今後は、ネクイノ=ネクストイノベーション
メディカルコミュニケーションで、世界の次を当たり前に
をミッション掲げて日々奮闘中です。

私自身も、ただテクノロジーに頼ることなく、語らい、コミュニケーションを通じて視点を上げて活動しています。

https://nextinnovation-inc.co.jp/

次回は、医療体験サイテイギの現場から見えてきた課題・解決策についてお話しできればと思います。

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