伊賀者敵地浸入

 忍者の里、伊賀と甲賀の國は山ひとつ隔てた隣接地だ。
 伊賀と甲賀の対立が忍者ものの映画や小説の中でモチーフとされることが多い。
 しかし実際は、各々が異なる主に仕え代理戦争を交えながら、裏では友好関係を保っていたとも言われる。
 それでも伊賀者に忘れられない記憶がある。
 16世紀は織田信長の伊賀攻め「天正伊賀の乱」(第二次)の際、伊賀と協力関係にあったはずの甲賀の有力者、多羅尾光俊が織田側に寝返った。
 このことが伊賀が織田信長に大敗を喫した要因のひとつとされ、織田は百姓、女子どもを含め、徹底した放火・破壊・殺戮を行い、伊賀の國は全域が焦土と化したのだった。

 昨日は幼馴染みとふたりで車で山を登り、標高600メートル、その甲賀は多羅尾の地、多羅尾の湯にて小雨の中、露天風呂を楽しんだ。
 平和な世の中を喜ぶ。

#伊賀者 #織田信長 #忍者 #甲賀
#伊賀伐ち

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